雲上四季

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膝を抱えたゾンビの行軍『ゾンビマスター』の感想

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 アーケタンデュさんのゲームマーケット2018大阪の新作『ゾンビマスター』を遊びました。
 これ、見た目が最高ですよね。赤と青に塗り分けられ、膝を抱えたゾンビたちが、ずらりと並んでいるのを見るだけで面白いです。


 ゲーム自体は、けっこう大味でした。
 最初に手持ちのゾンビを、ダイスのように振って、それぞれの向いている方向に従って、まずはセットアップ。相手軍に向かって突撃する構えを見せる優秀なゾンビもいれば、最初から後ろを向いてしまっていて、まったく戦力にならないゾンビもいます。


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 準備が整ったら、後は、交互に、いずれかのゾンビを一歩ずつ進めていって、相手の陣地に踏み入ることを目的とします。
 ただし、ゾンビたちは、ふしぎな習性を持っていて、敵ゾンビに接すると、何故か90度向きを回転してしまうのです! 従って、最初はグングン突き進んでも、途中で横を向いてしまい、あらぬ方向へとさまよい出たり、最初は背中を見せていて、まったく価値を感じられなくとも、終盤にいきなり覚醒したかのように誰もいない荒野を突き進み、ゴールしたり……。
 ドラマがあります。


 とは言え、きれいに勝負が決まるときは、どちらかと言うと少なめで、多くのケースにおいては、どちらのプレイヤも手詰まりになってしまい、協議終了となることが多いように感じられました。


【7月30日13時追記】デザイナ御本人からご指摘いただき、誤ったルールで遊んでいた様子です。

ゾンビ駒の向きが変わる条件ですが、敵ゾンビと接触せずとも、敵のゾンビが動いた時その場から四方を見て自分のゾンビがあるならそのゾンビの向きが時計回りに90°変更されます。この際、どちらかのゾンビで遮られている場合、その向こうのゾンビは向きが変わりません。

https://twitter.com/alanmiura91/status/1023548953529208833

 正しいルールで遊んだ場合は、一手一手の価値が増し、数手先を考える必要性が出てくるので、けっこうゲームが変わりそうです。これから遊ぶ予定の方は、ご留意ください


 何度か遊んだ後に、ゲームスタート時にゾンビを振るのではなく、最初から相手の方向を向いている、アブストラクトなルールでやってみるのはどうかと提案し、複数回、遊んでみました。
 どちらかと言うと、こちらの方が、自由度が高く、よりゲームとしては面白いかな、という印象でした。


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 見た目のインパクトは半端ないので、機会があれば、是非、触ってみてください。


ゾンビって体育座りするんだね

いじめられてるんじゃないの、ネクロマンサーに

べちょーとしてるイメージがあるから、体育座りするとべちょーってなりそう

よく分からないけれど、まあ分かった