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難易度★★★★★★の恐怖『DWO TILE』の感想

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 ナゾガク2018で販売された、タンブルウィードさんの新作持ち帰り謎『DWO TILE』を遊びました。
 以前は零狐春に所属されていた(今も?)kikiさんが手掛けられた作品です。

制作者コメント

テーマは「ミニマリズム」です。
全てを理解したとき、世界の見え方が変わることでしょう。
少々脳に負荷がかかるかもしれません。
お気をつけください(*DwO)。

https://twitter.com/tumbleweedjp/status/1032568284195872771

感想

 いや……。


 燃え尽きました


 真っ白に


 箱の裏にですね。

たった1枚のタイルから
構成される世界をお楽しみください


 と書いてあるのですよ。


 でも、ですね。
 まさか、ほんとうに、たった1枚のタイルだとは思いませんでした


 どうせ、QRコードがついていて、読み込むと謎がいっぱい出てくるだとか。
 場合によったら、印刷したり、切ったり貼ったり。
 まあ、いろいろですよ。


 まさか、ほんとうの、ほんとうに、たった1枚のタイルだったとは……


 衝撃度としては、生まれて初めてルーム型のリアル謎解きゲームに挑んだときのことを思い出しました。SCRAPの浅草アジトなんですけれど『Escape from The RED ROOM』あれが秋山の初ルーム型なんです。
 参加済みの方は、途方に暮れませんでした?
 真っ赤に塗られただけの、ただの部屋に閉じ込められて。
 呆然と立ち尽くしませんでした?


 あんな感じです。


 こんなタイルひとつ、どないせーっちゅうねん?


 え、投げるの? フリスビー?
 わんこ、おらんがな。


 ああ、メンコ?
 もうひとつ必要やがな。
 あ、これが、ほんまのDWO TILEなんてな。


 と、関東人特有の謎めいた関西弁が思わず出てしまうくらい困り果てました。
 困り果て。
 頭を抱え。
 そして、ヒントを見ることにしました(当たり前)。


 そして、そして、様々な紆余曲折、試行錯誤、右往左往、暗中模索の結果。
 1時間で最後の答えに辿り着きました
 ここで。
 冒頭に戻ります。
 すなわち。
 真っ白に燃え尽きました


 試みとしては、非常に斬新です。
「ミニマリズム」というテーマも分かります。超絶にシャープでカッコイイです
 でも、秋山の好みからは、ちょっと外れたかなあ、と。
 シャープさを追求するなら、もっとシンプルにして、短くしても良かったのでは、と。
 次から次へと折り紙を折っていった結果、鶴になるのかと思いきや、衛星になってビックリ! みたいな。でも、鶴で良かったんですよ。折り紙を折らせるんなら。衛星にまでしなくても、良かったんですよ。
 みたいな。


 ちょっと関係ないですが、kikiさんがプロデュースしたConnectで販売された、AnotherVisionのどやさんによる持ち帰り謎『ある青年の箱』を思い出しました。
 謎が謎に連鎖していく感じが似ていると言うか、構造に似ているところがあって、もしかしたら、この作品がアンサーなのかな、とか。


 好みではない、と書いておいて何ですが、忘れられない謎になりそうです
 と言うか、尖った作品は、忘れたくても忘れられないですよね
 持ち帰り謎史に残りうる作品です


最初の工程が、いちばん楽しかったよ

あれは、ぺこらさん、お手柄でしたね

★★★★★★は難しかったよ、★★★くらいがちょうどいいよ

★★★? ええと(タンブルウィードのページを見ながら)たとえば『無限召喚文字』? あれは良かったね、個人的には今年のベストかな

写楽保介は? ひぐらしは?

ぺこらさん。よだかのレコードさん、好きですよね

好きだよ!

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