慶應義塾大学の公認ボードゲームサークルである、Head Quarter Simulation Game Clubさんのゲームマーケット2017秋の新作『Improvement of the POLIS』を遊びました。
2~4人で遊べる1時間から1時間半級のボードゲームです。
舞台は、紀元前9世紀の古代ギリシャ。
プレイヤはアテネやスパルタなどの都市(ポリス)の有力者となり、都市の発展を目指します。
ゲームは全9ラウンド。ダイスを振って、出目に応じて選択できるアクションに幅が生まれます。アクションの結果、文化・経済・軍事などを強化したり、知識を得たり、他都市を制服し、植民地としたりすることができます。
そうして、最終的に最も勝利点を持っているプレイヤが、ゲームに勝利します。
ゲームに対しての感想ですが、とにかく完成度が高いです。
サークルのメンバー間で何度もテストプレイを繰り返されたそうですが、パブリッシングの度合いが高いのですよね。
ラウンド毎に発生するイベントや、アクションの効果、文化・経済・軍事のレベルを上げることで得られるボーナスなど、アイデアだけで終わっておらず、ゲームとしてちゃんと機能しているのです。
だから、遊び終えた後に「ここが、こうなっていたらなあ」というようなダメ出しが一切出てこなくて、結果に満足できるんですよね。
非常にしっくり来ます。
箱に書いてあるプレイ時間の45分~60分は、慣れてくればそれくらいに落ち着きそうです。
選んだ都市によって、得意不得意が変わりますし、勝ち筋も変化してくるためリプレイビリティも高く、納得の1時間級ゲームです。オススメ!
これ、面白かったよ! また、遊びたい。ぜんぜん嫌な感じがしなかったよ!
この長さの作品で、ぺこらさんが褒めるの珍しいね
そかなー。ま、面白かったからね