雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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アミーゴ小箱感のあふれる『5 COLORS~ファイブカラーズ~』の感想


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 GALLERY OUCHIさんのゲームマーケット2017秋の新作『5 COLORS~ファイブカラーズ~』を遊びました。
 2人から5人で遊べる、シンプルなカードゲームなのですが、疑いようのない傑作でした。


 メカニズムとしては、ハンドマネジメントでしょうか。
 5色からなるカードを「いっせーのーせ」で1枚ずつ場に出していって、4枚プレイしたところでラウンド終了、得点計算に入ります。
 全プレイヤの出したカードの色を確認して、もっとも多く出ている色だけが得点化されます。
 ただし気をつけなければならないルールが3つあります。
 ひとつは「バーストカラー」同じ色のカードが、規定枚数以上、場に出ていると、その色のカードは無効になります。
 次は「バッティングカラー」。もっとも多く出ている色のカードが同数で複数ある場合、それらはバッティングして無効となり、次に多い色が有効になります。
 最後は「オールワン」。カードの色に関わらず、1のカードが規定枚数以上、場に出ていると、1のカードのみが得点化されます。


 この得点計算が、ほんとうに憎いんです!


 高得点を得ようと同じ色ばかりを出し続けていて、他のプレイヤが相乗りし始めると「バーストカラー」に抵触してしまいますし、偶然にも他の色と出ている枚数が同じになってしまうと「バッティングカラー」で無視されますし、色ばかりに気を配っていると、いつの間にか場に1のカードがいっぱい出ていて「オールワン」が満たされして……、
 短いプレイ時間のなかに、けっこうな読み合いの瞬間があって、楽しいのです。


 シンプルで分かりやすいルールでありながら、適度な実力要素と運要素が絡まりあった傑作。
 日本人デザイナによる国産のゲームですが、アミーゴ小箱だと言われて出されても容易に信じてしまえます。小箱コレクターであれば、絶対に抑えておくべき一品。オススメ中のオススメです!