雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

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金銭感覚が育成できる!?『ファミリートレード』の感想


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 ライブレイジさんのゲームマーケット2018秋の新作『ファミリートレード』を遊びました。
「金銭感覚育成カードゲーム」というふしぎなジャンルの2~4人用カードゲームです。

ゲーム概要

 先物取引がテーマとなったゲームで、このゲームを遊ぶことで、金銭感覚を養うことができる、と謳われています。
 と言っても、金融要素は味付け程度で、個人的には麻雀をシンプライズしたゲームの一種かなと感じました。


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 ルールは、かんたんです。
 各プレイヤは8枚の手札を持ち、手番が来たら、1枚ドローして、不要な1枚を捨てて、手札を循環させます。同じ絵柄のカード3枚を1セットとして、3セットができたら上がり。その時点のその絵柄の得点を確認して、その分だけお金を獲得することができます。上がるときは、他のひとの捨て札でも上がることができるので、まあ、トイトイだけの麻雀ですね。


 特徴的な要素としては、各絵柄の価値が、ゲーム中に上下することでしょうか。
 ダイヤモンドや金の延べ棒、原油や仮想通貨など、様々な絵柄があります。宝石の類は、基本的に価値がゼロになるということはなく、安定して稼ぐことができますが、大きな利益は生み出しません。
 一方、仮想通貨なんかは、価値がMAXのときは、大きな価値を生み出すので、仮想通貨の価値が高いタイミングで、仮想通貨の絵柄を3枚、揃えることができれば大きな利益が得られます。


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 価値はゲーム中に、少しずつ上下しますが、ダイスを振って、一気に変えることもでき、出目次第で、最低の状態から、最高の状態になることもありうるので、ときとしてドラマティックな展開を迎えることもあります。


 後、特筆したいのは箱のデザインでしょうか。
 任天堂のファミコンこと『ファミリーコンピュータ』のイメージを踏襲しています。蓋を持ち上げると、箱部分は発泡スチロールになっていて、もう懐かしさが半端ありません。


 ゲームとしては、ルールはシンプルで、運要素は強めです。
 敢えて言えば、相手の捨て札や市場の同行を見て、相手の待ち札を想像して、当たらないようこちらの手を組み替えていく感じですが、麻雀ほど多様性があるわけではなく、結局、テンパイ即リーが最強なのでは? という気もします。
 投資対象の価値は一定ではなく、得をするときもあれば損をするときもある。という説明を、しっかりすれば「金銭感覚育成カードゲーム」の名の通り、知育要素も見いだせると思います。