11月23日。
封切りの翌日、観る予定はありませんでしたが「やっぱり……観よう!」そう覚悟を決めて、観てきました『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』。ネタバレなしでお送りします。
昭和仮面ライダーは知りません
子どもの頃、仮面ライダーは観ていませんでした。
レンジャー物もそうですが、怪人の造型が怖すぎて幼少期の秋山としてはNOでした。
「これ、面白いから観てください」とイサイさんに頼まれて、仮面ライダーが徒競走する動画は観たことがありますが、黒い仮面ライダーが50メートルを美しい姿勢で歩ききって、カッコよかった。くらいの知識です。
平成仮面ライダーも知りません
大人になってから始まった平成の仮面ライダーも観ていませんでした。
ストーリーがけっこう重くて充実しているだとか、イケメンが起用されていて若い奥様方が夢中になっているだとか、脚本家が虚淵玄だとか、少しずつ耳に届いたりはしていませんでしたが、観るには至りませんでした。
敢えて言うと、仮面ライダーウィザードの掛け声が面白くてYouTubeで観たことがあるのと、仮面ライダーの平行世界を渡り歩くディケイドは面白そうだなと感じましたが、気づいた頃には観る機会を逸していました。
仮面ライダージオウは第2話から観始めました
そんな秋山ですが、たまたま日曜日の朝に早起きして、気まぐれにテレビをつけて、何故かプリキュアを観ていて、その後に始まった『仮面ライダージオウ』が、時間物であることに気づいたときに衝撃を受けました。
しかも、主要キャラであるゲイツとウォズは、言うまでもなくMicrosoftのビル・ゲイツと、Appleのスティーブ・ウォズニアックが由来でしょう。題材の親近感もあって、何故か毎週、観ることになりました。
平成ジェネレーションズFOREVERを観ない理由
元々『仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER』を観る予定はありませんでした。
自宅でテレビを観るならまだしも、時間をさいて映画館へ足を運ぶほどファンなのかと問われると疑問を覚えましたし、仮面ライダージオウ以外の仮面ライダーを知らないので、果たして自分に『平成ジェネレーションズFOREVER』を観る資格があるのかというとないような気がしたからです。
しかし、12月22日、上映が始まって、Twitterで検索してみると絶賛の声が多く、翌日、12月23日、その週の『ジオウ』を観終えた頃には、完全に観に行くべく、どの映画館で観ようか予定を立て始めていました。
何故なら。
観ない理由を探すのなんて無意味だからです。
迷うくらいであれば、ネタバレを受ける前に観た方が絶対によいです。それだけのことです。
平成ジェネレーションズFOREVERを観終えてから
ネタバレなしと謳ってしまったので、内容に言及することはしませんが、非常に良かったです。
事前に予想通り、ジオウ以外のパートに関しては「????」という感じでしたが、そんなことは覚悟の上でした。でも、知らないなりに楽しめましたし、涙もろい秋山は、クライマックスのシーンでは思わず涙ぐんでいました。
つい、最近になってファンになって秋山ですら感動できるくらいです。秋山と比較して、少しでも多くの時間、仮面ライダーに触れたことがあるひとなら、絶対に感動します。
だから、観ようかどうか悩んでいる方は、観ない理由なんて探していないで、さっさと観にいった方が絶対にいいです。
終わりに
タイトルにも書きましたが、34歳にもなって仮面ライダーにハマるとは、まったくもって想像していませんでした。
でも、とあるきっかけで東映の方にお会いしたので、その旨を告げたら「大人が本気で作っているから、大人でも子どもでも感動しないわけないんですよ」と返されて、至言だと感じた次第です。
ところで、もう少し仮面ライダーの世界に触れたいと思い始めているのですが、どうすれば良いのでしょうかね。ドラマを追うのは大変なので、劇場版だけ1から観ていくのはありなのでしょうか? アドバイスいただければ幸いです、よろしくお願いします。