高天原さんのゲームマーケット2018秋の新作『2人でホメロー』を遊びました。
タイトルから察せられる通り2人用コミュニケーションゲームです。
ゲームマーケット2016春にて発表された『ホメロー。』が、ゲームマーケット2017春に『オトナのホメロー。』としてアダルト版がリリースされ、さらに2人専用としてリデザインされたのが本作『2人でホメロー』です。
タイトルから句点が消えました。
恐縮ですが『ホメロー。』は未プレイです。
なので、新鮮な気持ちで『2人でホメロー』を遊ばせていただいたのですが、タイトルを見たときの印象と、実際のプレイ感は大きく異なっていて驚きました。
これは、秋山の勝手な感触かもしれませんが、タイトルを見て、交互に相手の良いところを褒めまくるゲームだと思ったのです。だから、最初から最後まで、気持ちよくなれるものだと。
しかし、ルールを読んでびっくり。
なんとブラフゲームだったのです!
まあ、ブラフと言っても褒めること自体は変わりなく、要は、お題が指示されるかどうかなんですよね。
1ゲームで相手の良いところを3回褒めることになるのですが、その際に使える4枚のカードの内、3枚にはどういう言葉で相手を褒めるかお題が指示されています。たとえば「ステキ」や「ファンクラブ」という言葉を含めなければならない、みたいな。しかし、ホメローカードには指示がなく、自由に褒めるわけですね。
なので、プレイ感としては、相手を心底から褒めようとするのですが、さもお題カードの指示を受けて褒めているように見せかける必要があるわけです。
お互いに相手のことを3回、褒め終えたら、いよいよ投票タイム。
「これが、ホメローカードだ……!」と思うところにハートトークンを置いて、いっせいに開示して勝敗を競います。
ちょっと自分向きではなかったかもしれません。
秋山は、人間は褒められることで成長すると思っているので、1日1回は必ず褒めたり好意を伝えるようにしています。会社でも同じチームのメンバーは、意識的に褒めたり感謝を伝えています。
だからこそ、違和感を覚えたのかもしれません。
「もっと、ちゃんと私のことを褒めてもらいたい!!」とお考えの方は、想い人を誘って遊べば、しぜんと褒めてもらえるでしょうから、むしろそのように役立てた方が良いかもしれません。いかがでしょう。
どんな単語があるのか、想像しながら褒める言葉を考えるのが楽しかった
ぺこらさん、3文章くらいで褒めてて、ちょっとズルかったよ
1枚だけカードを伏せるのが良かったよね
あー、あれはゲームに深みを出している良いルールだね