雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

一人娘に別れ告げる柳家喬太郎主演『スプリング・ハズ・カム』観ました


 あけましておめでとうございます。
 振り返ってみると、年末年始は映画を観ることが多い秋山です。本年も、よろしくお願いします。
 今年いちばんの映画は『スプリング・ハズ・カム』となりました。

今までの年末年始

『プラダを着た悪魔』や『ハングオーバー』を観ましたね、面白かったところでは。
 だいたい、妹に付き合って観始めたら、面白くって最後まで観てしまう流れです。
 今年は、ぺこらさんが前々から観たいと言っていた、柳家喬太郎主演の『スプリング・ハズ・カム』を観ました。

柳家喬太郎という落語家

 雲田はるこ『昭和元禄落語心中』が、落語との出会いとなります。
 いつだったか漫画喫茶に入って、ぺこらさんとお互いオススメの漫画を読ませるということをしたのですが、そのときに3巻まで読んで「八雲の過去とは!? 助六はどうなってしまうのか!?」と盛り上がったけれど、それ以来、特に読んではいませんでした。
 しかし、落語への関心は強く持って、昨年……ではなくて、一昨年に横浜にぎわい座に行きました。

 初めてのリアル落語、そして柳家喬太郎は興奮の連続で、もっと触れたい! と思い『映画 立川談志』を観たのですが『芝浜』がマジで良かったです。

 その後、YouTubeでいろいろな落語家の『芝浜』を片っ端から見ていったのですが、いったんそこで熱が下がってしまい、それっきりでした。
 その後、NHKのドラマ10で岡田将生主演で『昭和元禄落語心中』の実写版が始まり、これに柳家喬太郎が落語監修として、また木村家彦兵衛役として登場もしていて、再び「柳家喬太郎……!」とテンションが上がったのでありました。

スプリング・ハズ・カムについて

 前段が長くなりすぎまして、申し訳ない限りです。
 そんなわけで、あの、とても楽しい落語家の柳家喬太郎が、映画のフィルムのなかで、主演男優としてどのように役柄を演じるのか? それが気になって観てみました。
 監督は吉野竜平。キャストは柳家喬太郎、石井杏奈。上映時間は102分と気楽に観られる長さです。

観終えての感想

 ほのぼのとしていて、良かったですね
 構造的には、オムニバス的で、シーンごとにけっこうぶつ切り感がありました。なので、どちらかと言うと、一本の映画を観た! と言うより、連作短編をまとめて観たという印象です。
 後は、途中まで、ちょっと不安がありましたね。
 柳家喬太郎の役がシングルファーザーなのですが、いかにも田舎の垢抜けない父親なので、この女の子は内心辟易しているのでは? いつか怒られて、意気消沈することになるのでは? 落ち込んでいる柳家喬太郎は見たくないなあ……と思ってドキドキしていたのです。
 いろいろな出会いがありましたが、最後は、ほっこりする終わりで良かったです。心をあったかくする良い映画でした

終わりに

 観終えてから、やっぱり柳家喬太郎は良いなあと思ったら、正月の間は、けっこう寄席に出ているみたいですね!
 今年は浅草、上野、池袋、新宿を巡りたいですね!