明日は早起きしようと思っていたのに、本を読んでいたらこんな時間だ。
墓標が乱立している。しかしそのいずれにも亡骸は眠っていない。ここは空っぽの墓場なのだ。想い出も涙もない。ただ、かつてこの大地で生まれそして死んだ人間の名前だけが記録されている。月曜日、と。
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