雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

2007-10-31から1日間の記事一覧

作中作が魅せるいとも鮮やかな反転劇

晩餐は「檻」のなかで (ミステリー・リーグ)作者: 関田涙出版社/メーカー: 原書房発売日: 2007/02メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (25件) を見る 久しぶりに関田涙。『密の森の凍える女神』と『七人の迷える騎士』を読んだ以来だけど地…

推理小説というジャンル名がもたらす誤解

ある編集者の気になるノート - 推理小説を書くのに、こんなに「ルール」があるって知ってた? 上記エントリから派生した一連のエントリや記述を見ていて、気づいたことがあります。 推理小説という名称ゆえでしょうか、多くのひとが推理小説は「推理する小説…

犯人はこのなかにいる

常識の中にもやわらかいものとかたいものとがあるからだ。 以下、例え話。 私の目の前に、太郎、次郎、薫、歩、花子、京子が立っている。 犯人はこのなかにいる。犯人は女性だ。犯人はひとりだ。 かたさ0%の常識:花子と京子は女性の名前。だから、どちらか…