雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

若手SFファンネットワークの現状

・若いSFファンのために「Z会」というファングループを作ろうじゃないか*1 *1:紆余曲折あって中断中。私は作っても良いんじゃないか、といまだに思っている http://d.hatena.ne.jp/MeiseiSF/20070723 ゼラ泉は言うまでもなく、fuchi-komaくんもやる気をな…

古川日出男朗読「スローモーション」(『ハル、ハル、ハル』所収)

「『怪談』の夕べ」イベントレポ

映画『怪談』上映に続き、主演の尾上菊之助さん、中田秀夫監督に、ゲストの京極夏彦さん、平山夢明さんを加えたトークライヴを開催。皆さん、話上手な方ばかりゆえ、司会役の小生としては、ずいぶん楽をさせていただきました。平山さんによる爆弾質問(!?)…

『怖い本 7』

怖い本 7 (ハルキ・ホラー文庫 ひ 1-12)作者: 平山夢明出版社/メーカー: 角川春樹事務所発売日: 2007/07/15メディア: 文庫この商品を含むブログ (7件) を見る『「超」怖い話』に引き続き『怖い本』にも手を出してみました。感想はこちら。

『ZOKUDAM』

ZOKUDAM作者: 森博嗣出版社/メーカー: 光文社発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 24回この商品を含むブログ (59件) を見る 最ッ高に面白かった! これは森博嗣十選に入るんじゃないかなあ。感想はこちら。

高いところから降りられない猫

第12号に秋山最新作掲載予定

ここでの告知をし忘れていました。 オンライン文芸マガジン『回廊』第12号の目次が発表されました。 「ノイエ・エイヴィヒカイト」秋山真琴×友利亜 http://magazine.kairou.com/info/20070718.html と言うわけで世界の終わりというテーマで「ノイエ・エイヴ…

『「超」怖い話 Κ』

「超」怖い話Κ(カッパ) (竹書房文庫)作者: 平山夢明出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2007/07/05メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 4回この商品を含むブログ (8件) を見る 今回から加藤一が抜けて、平山夢明オンリーになったようです。つまらないのが1編もな…

平山夢明『怖い人 1』発売延期

「怖い人 1」 ですが、 いま、刷っているさいちゅうで、インクが乾くのを待ってから製本し、それから配送するそうです。 インクの乾きだけはどうしようもないものですから……。 7/25頃の発売となります。 http://blog.livedoor.jp/hirayama6/archives/5102…

祝!アンテナ登録数200突破!

気がついたら、雲上四季を登録してくださっているアンテナが200を突破していました。アクセス解析を見る限り、雲上四季は一見さんよりも常連の方により見ていただけているようなので、たいへん嬉しいです。とても嬉しいです。あ、2回も言ってしまった。 今後…

古川日出男が旗揚げする新雑誌『Fiction Zero / Narrative Zero』

『Fiction Zero (includes Narrative Zero)』 古川日出男 7/19 \1,260 http://d.hatena.ne.jp/BaddieBeagle/20070616/1181954539 発売日を過ぎても見つからなかったので調べてみたら、小説ではなく新しい雑誌のようですね。 二冊一体! 新文芸のための新パッ…

桜庭一樹インタビュー&嶽本野ばら対談

……『GOSICK』は子供が読みやすい娯楽小説を書くというところから始まった作品です。伏線を拾ったり、どんでん返しを予期したり、とミステリ特有の読み方があると思いますが、その読み方を知らない若い読者のために、伏線に傍点を振ったり、謎解きの前…

『スペースプローブ』

スペースプローブ (ハヤカワSFシリーズ・Jコレクション)作者: 機本伸司出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 32回この商品を含むブログ (36件) を見る Jコレ最新作は機本伸司。ガチガチのファーストコンタクトで驚きました。…

『魔術師が多すぎる』

魔術師が多すぎる (ハヤカワ・ミステリ文庫 52-1)作者: ランドル・ギャレット,皆藤幸蔵出版社/メーカー: 早川書房発売日: 1977/07メディア: 文庫 クリック: 6回この商品を含むブログ (14件) を見る 主人公が喫煙家だったり、魔術師が酒を好まなかったり。一…

外来語ってどこからどこまで?

たとえば『万葉集』や『徒然草』に見られる無常という言葉も、ひとつの外来語だけれども。ひとが外来語と言うとき、その範囲はどこからどこまでなのでしょう。

『GOSICK 6 仮面舞踏会の夜』

GOSICK〈6〉ゴシック・仮面舞踏会の夜 (富士見ミステリー文庫)作者: 桜庭一樹,武田日向出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2006/12メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 125回この商品を含むブログ (127件) を見る いやー、素晴らしかったー。ちょっと『藪の…

『イナイ×イナイ』

イナイ×イナイ (講談社ノベルス)作者: 森博嗣出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/05/10メディア: 新書 クリック: 36回この商品を含むブログ (181件) を見る Xシリーズの1冊目。シリーズキャラクタが出てこないと、ほどよく緊張感を保ちつつ読むことができ…

はてなスターTシャツ欲しい!

果たしてはてなスターを非表示設定にしている秋山に、応募資格があるのだろうか……(当選するかもしれないし、書くだけ書いてみる

『Mのフォークロア キュクノスの迷宮』

Mのフォークロア キュクノスの迷宮 (ガガガ文庫)作者: 三上康明,連出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/07/18メディア: 文庫 クリック: 12回この商品を含むブログ (15件) を見る 参考文献に柳田国男とかあったら、そりゃあ気になりますよねー? 感想はこち…

『脳Rギュル ふかふかヘッドと少女ギゴク』

脳Rギュル ふかふかヘッドと少女ギゴク (ガガガ文庫)作者: 佐藤大,わんぱく,夢野久作出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/07/18メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 155回この商品を含むブログ (39件) を見る 跳訳第二弾! 今度は夢野久作。ギュルギュルギュ…

書評リング管理人の憂鬱

プライベートモードになっているとこは管理者の権限でリングから外してしまっていいんでは? http://d.hatena.ne.jp/trivial/20070719/1184819852 と安眠練炭さんが言っていたので調べてみたところ、ありました。 と言うわけで、前回の整理では半年以上更新…

『SHI-NO 愛の証明』

SHI‐NO―愛の証明 (富士見ミステリー文庫)作者: 上月雨音,東条さかな出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2006/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 52回この商品を含むブログ (44件) を見る デパートのなかの閉鎖空間。なんてミステリファンの心をくすぐる…

『SHI-NO 天使と悪魔』

SHI‐NO―天使と悪魔 (富士見ミステリー文庫)作者: 上月雨音,東条さかな出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2006/09メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (40件) を見る シリーズ3作目。格段に面白くなって参りました。感想はこちら。

『少女地獄』

少女地獄 (角川文庫)作者: 夢野久作出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 1976/11/29メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 85回この商品を含むブログ (107件) を見る『脳Rギュル』に向けて読了。考えてみれば久々の夢野久作、堪能〜♪ 感想はこちら。]

500文字の心臓「第68回タイトル競作:何の音だ」

第68回タイトル競作の結果が発表されました。今回、秋山はオノマトペのみによって構成される超短編を応募してみたのですが、ちょっと狙いすぎてしまったきらいがあります。案の定、総スカン……と言うわけでもなく、次点と逆選を一票ずついただくことができま…

トラバスパム

今日一日で直木賞関連のトラックバックスパムを20回は削除しました。もうこれ以上は手に負えません……(溜め息

第137回芥川賞・直木賞メッタ斬り! 最後の更新

大森望のコメント 作品として『吉原手引草』に不満があるわけじゃないけど、しかしそもそも 「直木賞は作品じゃなくて人に与える文学賞」ってことじゃなかったの? いや、だからといって松井今朝子の受賞に不満があるわけでもなく、言いたいことはただひとつ…

『SHI-NO アリスの子守唄』

SHINO ―シノ― アリスの子守唄 (富士見ミステリー文庫)作者: 上月雨音,東条さかな出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2006/05/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (53件) を見る 中編を二分割して間に短編を挟むという、変則的な…

第137回直木賞受賞作決定!

受賞作は松井今朝子『吉原手引草』。 …………。

第137回芥川賞受賞作決定!

受賞作は諏訪哲史「アサッテの人」。 これによって「アサッテの人」は第50回群像新人文学賞であると同時に137回芥川賞受賞作。この結果は純粋に嬉しいですね。うえの予想では書き忘れましたが、柴崎友香は別格として、諏訪哲史は未映子の次に好ましいと思っ…