雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

CORRUPTION

 沈んでゆく、沈んでゆく。闇の中を沈んでゆく。
 そこは底なし沼、終わりなき旅。いつまでもどこまでも、延々と、飄々と、どこまでもどこまでも、いつまでもいつまでも。沈んでゆく、沈んでゆく。
 嘲笑と罵声をBGMに、落ちゆく自分を俯瞰する。
 腐れきった自身を見下ろし、それでもいつかは勝ち誇り、見返せるはずだと信じている自分を嘆く。一体その自信はどこから湧いてくると言うのだろう。どうして、現実から目を背け、そのような世迷い言で己を納得させることができるのだろう。わからない。
 わからない、わからない。わからないままに、沈んでゆく、沈んでゆく。
 延々と、飄々と、際限なく沈んでゆく。いつまでもどこまでも、沈んでゆく。


『堕落』309文字