雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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 荘野ジュリの『駅ニテ』。
 先々週ぐらいにマキシシングルでデビューしたシンガーソングライタで、作編曲を宇多田ヒカルと同じ人がやっている――と言うことで、ラジオで聞いて一発で惚れこんでしまい、注文していたのが届いたので買ってきました。
 手にとってみると、ジャケがセピア調なんだけどサイケデリックで格好いいです。シングルなのにカラオケVerがなくて、三曲と標題作の別Verが収録されていてお得。どれも、コンクリートの上に建つ木造建築みたいな、孤独なアタヴィズムを感じます。同調できなくて、行き詰まっているのを感じながら、気づいていないふりをすれば、まだ行けるんじゃないかと思って、手さぐりしていくような。小説で言うと、『ブギーポップ』の最初の方が持っている雰囲気に似てる。