雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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 恋人が嫌がっても煙草を止めることはないだろうが、妹が嫌がったら煙草なんていつでも止められる。

 昨夜は家族と外で食事をとり、ささやかに飲む。
 ちょうど一週間前に初めてモスコミュールを飲んだというのに、あれから幾つかの飲み会を経て、既に飲みなれてしまったような気がしないでもない。まあ、おそらくは錯覚だろう。
 帰宅後、数週間ぶりに12時前に眠ることができたものの、11時過ぎに雫嬢からケータイがあって、起床。その後、寝つくことができなくて結局、いつもの時間まで起きていたのだけれど、まあ眠れないのはいつものことだからいいけど。*1
 以前から少し考えていることがある。自分はそう酒に弱い方ではないし。以前、松という知り合いにスピリタス*2を三杯ほど飲まされて潰れた経験も持っているので、それなりに自分の限界と言うのも知っているつもり。しかし、そういう自分を客観的になって考えてみると、たいした根拠なく自分自身を過信しているか、慢心しているように見受けられる。そこでもうそろそろ、禁煙禁酒とまでは行かないものの暴飲暴食は控えようかなと思っている。そもそも、本作ったりするのにカンパ集めてる人間として、こういった金の使い方は問題ではないかとも思う。例えばこれが本や映画だったりすれば、まだ自分への投資みたいに割り切れるが……。で、ここまで思考を進めたものの、ここのところ自分は、どうも保身に走りすぎているような気がなきにしもあらず。下手な格言みたいで我ながら気持ち悪いが「若者よ多いに失敗せよ」と言うか「まだまだ青いな」と言うか。そう言えば、先日も、もにょさんと「佐藤友哉×滝本竜彦 ファウスト・リベンジ・トークライブ」の話をしていたときに、

も「私、係員の人に頼んで入れてもらうよ」
瑶「いや。招待状持ってないと多分、無理ですよ」
も「えー頼むだけだよー?」
瑶「やめた方がいいですよ。と言うか、恥ずかしいですからやめてください」
も「む。暇人ちゃんは試す前から諦めちゃうのかい。そういうのはよくないよ」
瑶「…………や、まったくです。自分としたことが。もにょさん、大いに応援しますよ」

 狼狽した。本来であれば、このもにょさんの最後の科白は自分のものだったからだ。この科白は雫嬢や紳士相手に、何度も自分が言ってきたものであった。「はあん? 無理とか言ってんじゃねーぞ、暇人に不可能はねえ。いいから黙ってついてこいや」みたいなことを何度、言っただろうか。今やってるオンライン文芸マガジンも、二年前に初めて雫嬢に見せたときは「相変わらず受験生のくせして無茶なことをやるなあ」だった。
 まあ、回想とかは別にどうでもいいんだが、最近ちょっと自分自身に要求するラインが高くなってきていることを自覚する。元々、性格的に立ち止まっていることができなくて、惰眠を貪っていたら脳味噌が溶けて魂が錆びる気がして、それが故に生きているようなものだが、最近は以前と同じことをやっていても焦りを感じる。まあ、右往左往と言うか試行錯誤しないと削るべき無駄は見えてこないし、現状をキープさえすればそのうち答えは手に入るかもしれないし……まあ、でも、あってもなくてもやることは同じだから、必要じゃないけどね。


 グダグダだけじゃ、何なので具体的な話もします。
 今月末、高知で三泊ほどします。帰宅次第『回廊 創刊号』の最終的な作業に入るので、今月の30日を最終締め切りとします。四月の初旬に、『超短編 雲上四季 雪』が製本されます。五月末から六月に掛けて、はてなダイアリーブック化を使って『超短編 雲上四季 春』を一部だけ作ります。『雪』が好評で、夏コミで売れる場所を確保でき、かつ金が集まったら、50部ほど製本して売ります。七月末には『萌えミステリ往復書簡』ができてるはずです。多分、未成年さんの『もえかん』の隣にこっそり並ぶと思います。七月から八月に掛けて福岡に行くかもしれません。『回廊 第02号』の直前なので、このときまでにノーパソとエアエッジが欲しいですが『萌えミス』作るのに金使うので無理そうです。それ以降は、金の算段がつき次第、『リリカル・ノート』と『彼女の夢−殺人夜行−』を製本したいと思います。十一月は文学フリマ。十二月は冬コミ。この他には、紅蓮魔さんが暇そうだったら萌えミス第二弾を、プログラマな友人が暇だったらSTGを、タスクが暇だったらノベルゲームがあります。
 ネットでの活動は、まず書評と森100があって、毎月、短編企画・タイトル競作・もえたんがあって。その他には、雲上回廊の一万ヒットずつごとに記念の何かを上げていきます。とりあえず今現在、既に準備できているのは、『post hoc fallacy』と『グラフィティ・ノート』のふたつだけ。八月は『回廊 第02号』があってその翌日の、雲上回廊五周年には『banner runner』と『うんじょーの小箱2』のふたつを予定してます。その後は、松が暇そうだったら『殺人紳士殺人事件』と『post hoc ergo propter hoc』をやって、十二月には『回廊 第03号』と、雫が暇そうだったらクリスマスプレゼントを作り、来年の一月には『complicated context'』を考えてます。
 同人とネットの他には、新人賞に出せたら出したいですね。去年は確か五作ほど応募して、どれも一次落ちでしたが、今年はせめて一次突破ぐらい行きたいところ。とりあえず富士ミスに応募する用のは既に書き上がっているので、ファウストと電撃を一つずつ書いて今年は三作かな。それと多分、大学入ってから何かやると思います。幾つか入りたい部活や委員会をリストアップしてみたんですが、先輩に「そんなに兼部する死ぬぞ。せめて、ふたつにしておけ」と言われて、少し残念。実際、相場とかはどれぐらいなんでしょうか。妥協して運動系ひとつに、委員会系ひとつに、文化系を三つにまで減らしたんですが……。
 まあ、こんなものかな。
 他にも忘れてるのが幾つかありそうだけれど、とりあえずこんな感じの一年。来年から名刺の裏には、著作リストとか印刷できそうな勢いですね。てーか、もう五ヶ月ばかりで自分はホームページを、五年も続けてることになるのか。や、面倒ごとの一切合切を他人任せにする自分の所業とは思えんな、はは。

*1:人によっては11時過ぎに電話してくる雫嬢の常識を疑うかもしれないので、弁明しておくと。自分は常々「電話するなら深夜の一時以降な」と言っているので、11時はむしろ早い方。

*2:アルコール度数94ぐらいのお酒