雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

大極宮

大極宮 (角川文庫)

大極宮 (角川文庫)

 大沢オフィスのホームページ「大極宮」に一年間連載された、大沢在昌京極夏彦宮部みゆきの日記を一冊の本にまとめたもの。森博嗣の日記をイメージしつつ手に取ってみたのだが、ギャップに驚いた。まず日記自体が一週間に一度しか書かれておらず、大沢在昌はダイエットに苦労していることが行間から滲み出ており、宮部みゆきはゲームへの愛が行間が滲み出ており、京極夏彦は忙しさが行間から滲み出ており、それがそのまま魅力になっている。つまり、いかに行間を楽しむか、が本書の正しい読み方ではないかと思う。特に興味深く読めたのは、宮部みゆきのそれ。彼女のゲームへの愛は、影響力が強く、はっきり言ってこれを読んで自分はゲームをやりたくなったぐらい。軽く読めたので、第二作も機会があれば読みたいと思う。