冬コミで貰ったコピー誌。別に秋山が踝さんと仲良いから貰ったのではなく、無料だったのです*1。で、これはとても面白いです。最初のうちは、手癖で書かれたような感じだなあとか、もう少し新しい境地を目指してもいいんじゃないかなあと思ったりしましたが、最後で評価が完全に逆転。いやあ、これ面白いよ。だって凄い勢いでミステリしてるよ。前半でばら撒かれている伏線や謎が、最後の数ページで完全に収束し、これぞ解決編！ といった様相を為している。しかもパクってるタイトルも最高に機能してるし、素晴らしい。
この作品は踝さんのサイトで公開されているし、いい感じに短いので、ミステリ系サイトな人は読んだ方がいいですよ。名前を売りたいイラストレイタさんも、今のうちに踝作品の専属絵師になった方がいいですよ。そうだ、踝さん。今度、何か本を出すとき、表紙に推薦文を書かせてくださいよ。
*1:あれ？ 仲良いと思ってるのは、ひょっとして自分だけかな
