2005-04-02 イノセントワールド イノセントワールド作者: 桜井亜美出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1996/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (16件) を見る 登場する人物という人物が何かしらのトラウマを抱えていて、平然と売りをするシステムが作られている。ときたま思い出したように、妙な比喩が盛られているのを抜けば読みやすい。どちらかと言うと、本編よりも宮台真司の解説の方が面白くて「東京は町田駅近くにあるテレクラ」と言えばあれか、などと思い浮かべたり。わざわざ南大沢から通ったのかな。 それにしても『学校で教えない性教育の本』の直後に読む本ではない。泡盛とウォッカのカクテルみたいな読み方をしてしまった。