は、以前、『レンテンローズ』を書くための参考にするためか、ドラゴンマガジンに掲載されているライトノベルを読んで、ライトノベル的な要素を含む小説（と言うか、まあ、ライトノベル）を専門的にやっている人には、敵いようがないと思ったらしいです。これはインタビューで仰っていました。絵は浮いていないけれど、文章は浮いている。秋山はあまりドラゴンマガジンを読まないので、浮いているのかどうかさえ知らないけれど、『レンテンローズ』を読む限りでは、そうかもね、と。しかし、秋山はここで思った。『ミステリなふたり』を書けばいいじゃない、と。あれはライトノベルではないけれど、立派な萌え小説ですよ。ツンデレですよ。小説を作風や筆致ではなく、属性で読む輩には『ミステリなふたり』こそうってつけじゃないですか。正に太田忠司にうってつけの萌え。……意味がわからねえ。しかも叙述もあるし（あー、言っちまった）。ツンデレと叙述、それさえあればもう他に何も要らない。あ、いえ。嘘ですよ。
