生まれてはじめて読んだライトノベルは何か。
「これがライトノベル*1だ」という自覚なしに読んでいたから性質が悪い。
http://d.hatena.ne.jp/sunanotori/20070611/1181490892
ライトノベルに限らずジャンルを意識して読むのは、読書することに対して自覚的な本読みだけであるように思うので、むしろ「本読みになったのはいつか?」の方が面白い問いかけのように思います。
まあ、それはさておき自分の場合は藤川桂介『宇宙皇子』ですね。小学一年生の頃に角川アニメ版を見たのですが、それが「天上編」の中盤で、ちょうどヒロインの各務が、帝釈天という神さまに寝取られるところでした。当時の自分には、それがあまりに衝撃的で、「神さまがひとの奥さんを奪うのって許されるのか!」と愕然とした記憶があります。しかし、アニメの続きを親に見せてもらえず、続きが気になって気になって仕方がなかったところ、図書室にあるのを発見しました。そう言うわけで生まれてはじめて読んだライトノベル(と言うか、ジュヴナイル?)は『宇宙皇子』ですね。
第5期黎明編宇宙皇子(うつのみこ)〈8〉―熱い思いを夜空に (角川文庫)
- 作者: 藤川桂介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1998/06/25
- メディア: 文庫
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