雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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カバー下の魅力

 毎日が読書日和さんはアンテナに入れていて、定期的に見に行っているのですが、めくってめくって!カバー下研究同好会という活動をやっていたことは知りませんでした。よく漫画ではカバーをめくると、下にカバーとはまるで違うイラストが描かれていたりしますよね。それの一般文芸バージョンを探しているようです。
 最新の更新分では、桜庭一樹著『青年のための読書クラブ』や柳広司漱石先生の事件簿』などが紹介されていて気になりました。

青年のための読書クラブ

青年のための読書クラブ

漱石先生の事件簿―猫の巻 (ミステリーYA!)

漱石先生の事件簿―猫の巻 (ミステリーYA!)

 しかし、残念ながら紹介されている本の著者名とタイトルだけで、肝心のカバー下に関する情報は「それは見てのお楽しみ」とされているのですよね。確かにカバー下の画像はamazonbk1にあるわけでもなく、スキャナやデジカメが求められるので掲載は難しいでしょう、著作権の問題もありますし。けれど、書店でカバーをめくるのはやや気が引けますし、うーん、難しいところです。
 で、秋山の手元にも何かないかなと探してみたら、泡坂妻夫『奇術探偵曾我佳城全集』、加納朋子『レインレイン・ボウ』『コッペリア』は、カバーとカバー下とで題字が異なっていて面白かったです。後は花村萬月『♂♀』。

 書影では分かりづらいかもしれませんが、これ、カバーに穴が空いていてカバー下の写真が見えるようになっているのですよね。しかし、この穴はそんなに大きくなくて、下の写真がなんなのか分かりません。「なんなのかなー」と思って、カバーをひょいと捲ってみたら驚きました。ちょっと、ここでは、その写真が何であるかを名言するのは公序良俗に反するので回避しますが、まあ、つまりはそういう写真です!
 と言うわけなので、これからは買った本はとりあえずカバーをめくってみようと思います(うう、この文脈でめくるという言葉を使うと、なんか卑猥だ……)。*1

*1:今回、秋山が取り上げた本は4冊とも単行本版です。文庫版は持ってません。