2007年上半期ライトノベルサイト杯に投票

　上半期に刊行されたライトノベルのなかで、特に勧めたいものを選んでみました。なかにはライトノベルという範疇に含まれるかどうか議論の余地がある作品もありますが「これはライトノベルではない！」と鼻息を荒げるより「これもひとつのライトノベル」として、より多くの読者にオススメしたいなと思います。
　狭量な態度を取ってもいいことなんかひとつもありませんよね。むしろ、こういう機会を大切に、小説の読者を増やしていきたいと思います。秋山が挙げた作品が、偶然、他の方も挙げてくださって、それで上位にランクインして、その結果を見た方が「へえ、こんな作品もあるんだ。読んでみようかな」と思ってくれれば僥倖。そんなことを考えながら選びました。

• 単発部門対象作品
  • 尾関修一『麗しのシャーロットに捧ぐ』
  • 三津田信二『スラッシャー』
  • 中村九郎『樹海人魚』
  • 海猫沢めろん『零式』
  • 伊藤計劃『虐殺器官』
• シリーズ部門対象作品
  • 久住四季『トリックスターズC PART1』
  • 久住四季『トリックスターズC PART2』
  • 森博嗣『クレィドゥ・ザ・スカイ』

【07上期ラノベ投票/単発/9784829163825】【07上期ラノベ投票/単発/9784061825338】【07上期ラノベ投票/単発/9784094510065】【07上期ラノベ投票/単発/9784150308773】【07上期ラノベ投票/単発/9784152088314】【07上期ラノベ投票/複数/9784840238502】【07上期ラノベ投票/複数/9784840238502】【07上期ラノベ投票/複数/9784120038402】

　そうそう、せっかくなので秋山も、上位に入った作品で未読のものがあれば読んでみたいと思います。
　後、投票した作品および、読了済みの候補作の感想リンクリストはこちらにあります。