雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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続・究極の感想サイトの作り方

 昨日、究極の感想サイトの作り方というエントリを書いたところ、多くの方から反応をいただきました。ありがとうございます。

 昨日のエントリの要点をまとめますと、以下のようになります。

1)現在、各感想サイトは、閲覧者に対し、そのサイトの管理人ひとり分の感想しか提供できていない。
2)特定の本の客観的な感想や評判が読みたい閲覧者は、複数のサイトを自力で回るしかない。
3)他人の感想を引用紹介して、複数の感想を一望できるようにしたら、便利ではないだろうか?
4)しかしアニマライトという前例を見ると、注意する必要がある。

 昨日の時点では捉えきれていなかったアニマライトの問題点が、少し分かったような気がするので、今日はもう少し思考を進めてみたいと思います。
 感想を引用紹介するうえで、どのような問題があるか。大きく分けて、法律上の問題心理的な問題の2点が挙げられかと思います。まず、法律上の問題とは、著作権法のことであり、id:tukinohaさんに教えていただいたWikipediaの引用の項目を見ると、

  1. 文章の中で著作物を引用する必然性があること
  2. 質的にも量的にも、引用先が「主」、引用部分が「従」の関係にあること。引用を独立してそれだけの作品として使用することはできない。
  3. 本文と引用部分が明らかに区別できること。例『段落を変える』『かぎかっこを使用する』
  4. 引用元が公表された著作物であること
  5. 出所を明示すること(著作権法第48条)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BC%95%E7%94%A8

 以上、5つの条件を満たしている必要があるようです。
 次に心理的な問題とは、引用されることによって生じる不快感のことです。他人の感想や文章が引用されることはネット上では散見されますが、ときに全文が引用されていたり、出所が明示されていない場合などは、特に反感を買うことが多いように感じます。


 このふたつの問題を同時に解決しうる案を、id:kaienさんが提示されています。

 たとえば、だれかが「ライトノベル感想共有グループ」というはてなリングを作り、そこに登録しているひとはおたがいの感想を利用しほうだいとする、とか。
 ま、全文転載はさすがにいやだというひとが多いだろうけれど、一部引用するくらいなら、あらかじめそうされる可能性があることがわかっていれば、問題ないと考えるひともいるのでは?
 自分の文章を「盗まれる」ことと「進んで提供する」ことは違いますからね。参加サイトには何かしらのルールを課すことが必要になるとは思うけれど。

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20070725/p1

 この案は問題が発生しにくいという点において非常に魅力的ではあるのですが、引用できる感想の総数に自ずと限界が生まれてしまうというのが欠点だと思います。たとえば読書共有リングを実際に作ったとして、もし秋山と海燕さんしか参加者がいなかったら、お互いのお互いの感想を引用するしかないですし、そもそもあまり読書範囲が重ならないので引用する機会があるかどうかさえ疑問視されます。仮に50人程度の参加者が集まったとしても、やはり引用できるのはその50人という範囲に限られるわけで、複数の主観を内包するはずの感想引用リンク集が、逆に閉鎖的でこじんまりとしたものになってしまうのではないかという不安があります。やはり感想引用リンク集の真価は、同じコミュニティに属していない、まったく異なる視点の持ち主による感想を引用紹介できるという点にあると思うのです。

追々記

 ごめんなさい。ちょっと考えてなさすぎだったかなと反省しました。
 しばし再考します。