「うわぁっ、おもしろーいっ。動くーっ。わわわっ。カチカチになってきたっ」
僚は、その場に膝をついた。
男にとって、自分の持ち物を女の子に論評されるほど、恥ずかしいことはない。
穴を掘って隠れたい気分だ。
「あ、こすると気持ちいいんだねっ。よーし、ごしごしっと。あー、なんか気持ちいいーっ。すっごくすっごく気持ちいいねーっ」
──ゆり絵のやつ、自家発電、してる……。
(わかつきひかる『AKUMAで少女』34ページより)
好奇心旺盛な女子が片想い中の男子のからだを手に入れて、自慰に耽るのは、さほど不自然なことではないかもしれません。しかし、その結果、快感を覚えることができるかどうかという点において、若干の疑念を抱きます。自家発電って気持ちいいですか?
追記
秋山真琴名言録より。
「突っ込み待ちの記事が突っ込まれなかったときほど悲しいものはない」