- 作者: 竜騎士07,ともひ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/08/02
- メディア: 単行本
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同人出身という点において嫌悪感を抱く読者もいるかもしれないが『ひぐらしのなく頃に』は、ホラー・ジャパネスクの歴史において無視できない作品と断言できるだろう。今までスルーしてきてしまった方は、是非、この機会に読んでいただきたいと思う。
http://review.kairou.com/?eid=629068
以下、感想リンク。小説がいいというひと、マンガがいいというひと、やっぱり原作のゲームがいちばんというひと。色々いて面白いですね。小説版ならではの部分に着目している感想を、より多く選んでみました。
全体的に改行位置が変わっている。これは、もちろん PC の画面向けから本のページ向けに体裁を整えるという理由もあるでしょうが、クリックで文章を送るリズムを意識した改行から、ぐいぐい読み進めるリズムを意識した改行に変えているものと思います。それから、センテンスの終わりや、接続詞なんかも変えて、文章にリズムを作っています。
http://desireforwealth.com/diary/2007/08/higurashi_novel1.shtml
それが功を奏しているのか、実際 PC 版に比べて(メディアの差もあるでしょうが)かなり読みやすいです。
ちゃんと、原作のTIPSまで詳細な絵柄で示してくれてますし、文句なしの小説です。
http://infinite3cosmos.blog66.fc2.com/blog-entry-295.html
全面改稿(らしい)の甲斐あってか思っていた以上にちゃんと小説。あくまで思っていた以上ですが。
http://red.ap.teacup.com/seiunn3032/595.html
やっぱりひぐらしはキャラクターの絵と音があってこそだなぁと思っちゃいました...(^ω^;)
http://shionnotsubuyaki.blog4.petitmall.jp/blog-entry-286.html
文章だけでも悪くはないですが、やっぱりあのキャラクター達の魅力と恐怖をあまさず表現するにはやっぱり絵と音も欲しいですねぇ...
とゆうわけでやっぱりひぐらしに興味ある方は原作かPS2のひぐらしをプレイする事をオススメします++
まず、「…」がとにかく多い。主人公の一人称意識の中で「…」が出てくるだけじゃなくて、会話の中にも「…」が出てくる。あまりに曖昧な感じが付きまとうのだ。その上、マンガやアニメを先に読んでしまっているからかもしれないけど、場面展開が遅い。描写に無駄が多いのだ。
http://kadocks.exblog.jp/5902619
明るくて楽しげな田舎リア厨ライフの中に、カイジとかジョジョとかネタを織り込みまくる手腕はステキですね。やはり元々がヲタク向けゲームだからか、特定の層にキッチリとウケるように仕組んである。
http://d.hatena.ne.jp/Siphon/20070804/1186257949
この小説版はイラストがすごくいい。最終的にはそれが購入の決め手に。特に魅音がお気に入り。かっくいー。次巻以降のスプラツタなシーンの挿絵も期待。
http://d.hatena.ne.jp/moritakeishi/20070805
どのへんがリテイクしているのかわかん。
http://d.hatena.ne.jp/rurudorufu1218/20070805#1186322560
もちろん、原作を未プレイとかは楽しめるかもしれない。
だが、元がサウンドノベルゲーなだけに今更小説を読むメリットが薄いかも知れない。