雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

『トリプルプレイ助悪郎』

トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス)

トリプルプレイ助悪郎 (講談社ノベルス)

『ダブルダウン勘繰郎』よりもJDCという概念をトリビュートできているように思いました。わりと面白いんじゃないかなあ。感想はこちら

誇大妄想とも言えてしまう、大掛かりすぎる仕掛けがJDCシリーズの魅力のひとつであり、西尾維新がトリビュートした概念だと言えるからだ。清涼院流水を作家として評価できると考えている読者には、必読の一冊。

 以下、感想リンク。単発作品であるためかキャラ読みしているひとは少なく、むしろJDCトリビュートとしてや、ミステリとして考察している方が多くて、なんだか嬉しくなりました。

 推理小説もどき。ミステリもどき。ジャンルのラベリングに関しては限りなく寛容で寛大で、西尾でいえば『クビツリハイスクール』はミステリだと思う兎屋でさえ、ミステリを名乗るミステリもどきな小説はあります。これも普通に思えばもどき。でも明らかに分かってやってるんだろうなー。その小説としてどうしようもなくアンフェアな部分まで「探偵」に解説させる事によって。そういう感じではミステリもどきモドキ推理小説。二重否定。否定じゃないけど。

http://yaplog.jp/h-usagiya/archive/292

で,軽く読み返していたら,それっぽいところにちゃんと傍点打ってやがんの.
傍点なんてこの著書にはめずらしくないから,まったく気にしていなかったのに.

http://domino.blog6.fc2.com/blog-entry-2908.html

トリプルプレイでの真ん中あたりでのトリックは切れ味のあるトリックだと思う。最後のトリックはJDCっぽいトリック、つまり確かにそれを前提にすりゃあ可能だといえるだろうが、そいつは可能性として不可能だ。プロバビリティの犯罪の逆みたいな。そんな完璧主義者があってたまるものか――ただしフェアみたいな。思えばそういうトリックが、ある種の偏執的な舞台設定が得意で、中盤の売れる/売れない小説の話も、エピローグのあたりのこの小説の対話の伏線(言い訳に近いけど)だったりして、丁寧に説明をする。

http://yokattanetaka.jugem.jp/?eid=331

本当に面白かったと思う。
久しぶりに西尾維新さんの推理小説を読んだって感じか?

http://koh2.blog2.fc2.com/blog-entry-1322.html

この作品、JDCである必要があるんでしょうかね。名前だけJDCって出てくるだけで、変な必殺推理技とか使いませんし。ダブルダウンのときも思ったんですけど、「トリビュート」ってからには、もうちょい関連を持たせても……

http://winterarrows.blog71.fc2.com/blog-entry-179.html