- 作者: 西尾維新,竹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/01/10
- メディア: 単行本
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たとえば森博嗣のS&MシリーズにはS&Mシリーズの、GシリーズにはGシリーズの読み方があるように、『刀語』には『刀語』なりの読み方があるのかもしれない
以下、感想リンク。予想外に「読みやすい」「面白かった」という感想が多くて驚きました。従来の西尾維新ファンはこの薄さは倦厭しているのでは? と思っていたのですが、わりと好意的に捉えられていたようです。
まさにどうやって想像外の展開へ持っていくかって感じ。
http://masamiki80.at.webry.info/200705/article_6.html
今回はプロローグ的な部分も孕んでいるのか、主要の登場人物の紹介がてら、な感じで物語が進んでいた印象を受けました。
http://blogs.yahoo.co.jp/bwwkh636/32717893.html
本格的な刀集めの旅は次回から、みたいですね。
いかにも次作が気になるような終わり方で、わくわくさせられました。
ただ、一巻からシリーズ全体のネタバレっぽいことをほいほいやっていく姿勢に惚れた! これはすごいことだと思う。
http://ballon11.exblog.jp/5744679
他なら最後に持ってきて「ほほぅ」と読者に思わせるようなことを、惜しげもなく出してくる。つまるところ、『作品をおもしろくする手札はまだまだあるぜ?』という作者の意図があるととらえさせてもらってもいいのかも。
戯言シリーズより明らかにページ数が薄く、
http://ameblo.jp/9s-and-arikawahiro-love/entry-10040352193.html
三転くらいで展開も終わり、あっさり読み終えられました。
文が簡単。先ず第一にこれ。
相変わらず異常者の捕らえ方が面白くて、
非常識な人間の常識は読んでいて度肝を抜かされます。