雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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西尾維新『刀語 第一話 絶刀・鉋』

刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)

刀語 第一話 絶刀・鉋 (講談社BOX)

 再読。今回は身構えるのではなく肩のちからを抜いて読んでみました。その結果……いや、意外に面白くてびっくり。感想はこちら

たとえば森博嗣のS&MシリーズにはS&Mシリーズの、GシリーズにはGシリーズの読み方があるように、『刀語』には『刀語』なりの読み方があるのかもしれない

 以下、感想リンク。予想外に「読みやすい」「面白かった」という感想が多くて驚きました。従来の西尾維新ファンはこの薄さは倦厭しているのでは? と思っていたのですが、わりと好意的に捉えられていたようです。

まさにどうやって想像外の展開へ持っていくかって感じ。

http://masamiki80.at.webry.info/200705/article_6.html

今回はプロローグ的な部分も孕んでいるのか、主要の登場人物の紹介がてら、な感じで物語が進んでいた印象を受けました。
本格的な刀集めの旅は次回から、みたいですね。
いかにも次作が気になるような終わり方で、わくわくさせられました。

http://blogs.yahoo.co.jp/bwwkh636/32717893.html

ただ、一巻からシリーズ全体のネタバレっぽいことをほいほいやっていく姿勢に惚れた! これはすごいことだと思う。
他なら最後に持ってきて「ほほぅ」と読者に思わせるようなことを、惜しげもなく出してくる。つまるところ、『作品をおもしろくする手札はまだまだあるぜ?』という作者の意図があるととらえさせてもらってもいいのかも。

http://ballon11.exblog.jp/5744679

戯言シリーズより明らかにページ数が薄く、
三転くらいで展開も終わり、あっさり読み終えられました。
文が簡単。先ず第一にこれ。
相変わらず異常者の捕らえ方が面白くて、
非常識な人間の常識は読んでいて度肝を抜かされます。

http://ameblo.jp/9s-and-arikawahiro-love/entry-10040352193.html