雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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西尾維新『刀語 第二話 斬刀・鈍』

刀語  第二話  斬刀・鈍 (講談社BOX)

刀語 第二話 斬刀・鈍 (講談社BOX)

 引き続き2巻も読了。どうして零閃を一機二機と数えるのが疑問だったけれど、零戦とかけていたのか……読み終えてから気づいた。感想はこちら

作中において何度か作者が顔を覗かせて突っ込みするのだが、そういう他の作品においては絶対の禁忌とされるような記述でさえ、笑って看過できたように思う。と言うか、なんだか諸々、一周してそういうのさえ楽しめたような気がする。

 以下、感想リンク。なんだか1巻と比較して一気に減ったような気がします。気のせいかしら。

戯言の一方で西尾維新の持ち味の一つは、登場人物が意外に深い考えを持ってたりすること。
そういう意味で今回の敵役宇練銀閣は典型的な西尾キャラ。
守るべきものを守る、そこに理由があるのではなく、それこそが理由。意味は無いけど意味がある。
この手のキャラクターはお手の物って感じ。一方の七花も守るべきも(とがめ)がある訳で、守るべきもの同志の戦いというのもいい感じ。

http://blogs.yahoo.co.jp/tai_y1976/45590497.html

金がありそうになく、食べ物がありそうにないような環境でどうやって暮らしているのか?って問うのはきっとナンセンスなんでしょう。

http://masamiki80.at.webry.info/200705/article_17.html

第一話ではそれほど機会に恵まれなかった、七花ととがめの掛け合いが素直に面白かったです。
総ページ数がそれほど多いわけではないのに、二人のやり取りに結構ページが割かれてましたね。
西尾維新さんならでは、というか、お得意の描写ですよね。
もうお見事、というより他ないです
序盤の口癖を決めるくだりとか、堪んないものがありました。
おなかいっぱいです。

http://blogs.yahoo.co.jp/bwwkh636/33374741.html

しかし真庭忍さん、出るだけ無駄だったような気がしないでもないんですが、どうでしょう。
読みにくかったですよ、逆さ。
そしてこのシリーズって本当にとがめの、
しかも現代からの「報告書」を思わせます。

http://ameblo.jp/9s-and-arikawahiro-love/entry-10041044337.html