私的新刊案内（9月下旬）

　3日前になったので、新刊案内です。今回は9月20日〜30日が対象。1日〜9日はこちら、10日〜19日はこちら。

9/20 柳実冬貴『量産型はダテじゃない！』

　第19回ファンタジア長編小説大賞準入選。天才科学者とロボット物。

量産型はダテじゃない! (富士見ファンタジア文庫)

9/20 手島史詞『沙の園に唄って』

　第19回ファンタジア長編小説大賞佳作。剣と魔法のファンタジィ物。

沙(すな)の園に唄って (富士見ファンタジア文庫)

9/20 深見真『ゴルゴダ Golgotha』

　妊娠六ヶ月の妻を惨殺した少年に下された判決は保護処分。何が悪で何が正義かを問う軍事アクション。これは面白そう！

9/20 岩井志麻子『十七歳』

　歌舞伎町を舞台としたホラー。

十七歳

9/20 福澤徹三『死想』

　静かな感動を呼ぶ短編集とのこと。けれど、出版社のサイトには情報なし。発売延期？

9/20 石持浅海『心臓と左手』

『月の扉』で活躍した座間味くんが再登場する短編集。これは期待！　早く読みたい！

心臓と左手 座間味くんの推理 (カッパ・ノベルス)

9/25 七位連一『地を駆ける虹』

　第3回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞作。剣と魔法のファンタジー物。

地を駆ける虹 (MF文庫J)

9/25 笹倉明『彼に言えなかった哀しみ』

　ハヤカワ・ミステリワールド。警察小説の模様。

彼に言えなかった哀しみ (ハヤカワ・ミステリワールド)

9/25 林譲治『進化の設計者』

　ハヤカワSFシリーズ Jコレクション。近未来の舞台に生命の進化を描くというもの。

進化の設計者 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)

9/25 佐藤友哉『世界の終わりの終わり』

『新現実』にて連載されたシリーズの単行本化。この時点で発売が9月25日から動いていないということは、期待していいかも。

世界の終わりの終わり

9/25 八薙玉造『鉄球姫エミリー』

　第6回SD小説新人賞大賞受賞作。甲冑に身をまとった戦うお姫様のバトル物。

鉄球姫エミリー (集英社スーパーダッシュ文庫)

9/25 横山忠『警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび』

　第6回SD小説新人賞佳作受賞作。先生だけど12歳で、しかも趣味は迷子。だけど最強。ちょっと面白そう。

警極魔道課チルビィ先生の迷子なひび (集英社スーパーダッシュ文庫)

9/25 穂邑正裕『ガン×スクール＝パラダイス！』

　第6回SD小説新人賞佳作受賞作。女子高生ガンアクション物。

ガン×スクール=パラダイス! (集英社スーパーダッシュ文庫)

9/27 海堂尊『ブラックペアン1988』

『チーム・バチスタの栄光』と同じ東城大学医学部付属病院が舞台。ミステリではなくサスペンスとのこと。

ブラックペアン1988

9/28 有栖川有栖『女王国の城』

　江神シリーズ15年ぶりの新刊！　推理！　サスペンス！　バイオレンス！　アクション！　ＵＦＯ！　椎茸！　四字熟語！　あれ恋愛は？　って、椎茸？？

女王国の城 (創元クライム・クラブ)