講談社刊『IN・POCKET』の2007年11月号を買ってきました。
目当ては「2007年文庫翻訳ミステリー・ベスト10」の結果発表でしたが、『空の境界』文庫化を記念しての奈須きのこ特集も14ページほど組まれていて、インタビューが充実していました。
既読率は総合部門20作中1作でした。
以下、ランキングのネタバレ。
総合ベスト10
順位 | 著者名 | 作品名 |
---|---|---|
1 | マイクル・コナリー | 終結者たち |
2 | カール・ハイアセン | 復讐はお好き? |
3 | プリーストリー | 夜の来訪者 |
4 | アン・クリーヴス | 大鴉の啼く冬 |
5 | エドワード・D・ホック | サム・ホーソーンの事件簿5 |
6 | パトリシア・コーンウェル | 捜査官ガラーノ |
7 | トマス・H・クック | 石のささやき |
8 | サラ・ウォーターズ | 夜愁 |
9 | ジャック・カーリイ | デス・コレクターズ |
10 | D・M・ディヴァイン | 悪魔はすぐそこに |
総合ベスト10、読者が選んだベスト10、作家が選んだベスト10、翻訳家評論家が選んだベスト10と計4種類のベスト10が掲載されていましたが、総合ベスト10だけ紹介すれば充分だろうと判断しました。
ランキング雑感
お恥ずかしながら全然、分かりません。
いかに自分が文庫翻訳……と言うか、海外ミステリを読んでいないかが分かりました。ただ、秋山が1位に推したシャーリイ・ジャックスン『ずっとお城で暮らしてる』が86点獲得で16位に入っていたのが嬉しかったです。読者の1位は5点に相当するので、これがなければ20位だったことになりますね。良かった良かった。
来年はせめて読者に与えられている3つ枠を使い切りたいと思います。がんばります。