- 作者: 曽根圭介
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/11
- メディア: 文庫
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3編の短編が収録されているのだが、どれもリーダビリティ抜群で、次の展開が気になって、ページを繰る手を休めることができないのだ。結末は3編ともやや凡庸かなと思わないでもなかったが、世界観の見せ方と、物語の転ばし方は実に上手かった。
以下、この本を読んだ他のひとの感想。
どれも強烈なインパクトと破壊力のある作品ばかりだった。うううう。めっちゃ好みかも!
http://d.hatena.ne.jp/naoko_1999/20071126/1196306596
平山夢明のようなガサガサとした心がささくれ立つような雰囲気、安易にグロテスクさを求めたりやショッカーに突っ走ったりしない姿勢、そしてSFちっくな設定を平気な顔で持ってきておまけにそれをきちんと短篇の中で消化する懐の深さ。いいね。実にいいね。
http://d.hatena.ne.jp/issyu/20071206