2人用ゲームを崩したかったので、リッチーをうちに呼んで片っ端から片付けていってみました。そして、2人が通った後は、ぺんぺん草の一本もなびいていなかったのであったとかなかったとか。
ハラリ!
初プレイ。可愛らしいイラストのタイルに、シンプルなルール。プレイ時間もけして長くないので、ちょっとプレイするのには最適であると感じました。敢えて言うなら、これ、動物陣営の方が圧倒的に有利に過ぎますね。「お互いに陣営を交換し、2回プレイして、その合計点を競う」というルールでプレイするとき、
動物陣営:いかにゲームを長期化し、得点を稼ぐか。
人間陣営:いかに早期に決着をつけ、得点を稼がせないか。
が、ポイントになってくるかなあと感じました。
しかし、そういうアンバランスさ含めて、ゆるい感じなので、のんびり楽しむには絶好の一品ですね。もっとプレイしたい。
アバロン
これは苦しかったです。初プレイ。
まず、ルールが実に難解。和訳されたルールを読んでいるはずが、何度も読み返したり、確認したりで、ゲームに入り込むのが大変なのです。それでも、きっとカードを持っているひとが勝つゲームだなと思い、苦しみに身を縛られつつ、なんとかカードを揃えていって、最終的には、リッチーの陣営を薙ぎ払うようにして、圧倒的大差で勝利しました。
しかし、11枚のエリアカードの内、10枚をめくってアバロンが出せなかったのは残念です。次はアバロンを支配したいですね。
バルーンカップ
これは実に面白かったです。初プレイ。
アバロンの直後のプレイしたのもあるかもしれませんが、実に爽快でした。最初は、ちょっと戸惑いもしましたが、ルールを理解した瞬間に、気球を思ったとおりに飛ばしてあげられないもどかしさが、面白味の肝要であることが分かり、それを含めて楽しむことが出来ました。
一言でこのゲームを表現するなら、諸刃の剣、ですかね。与えられた手札を使って、相手を攻撃することも、防御することも出来るので、けっこう性格が出そうです。秋山は攻撃しかしません。当然っ。
バベル
初プレイ。アバロンと似たようなシステムでありながら、カードの種類が多く、自分の手番に選択できるアクションに幅があります。と、そこだけを抽出するなら、大変そうだなあと思われるかもしれませんが、あにはからんやバベルの方が、断然、洗練されていました。何故って、アバロンよりルールの量が多いにも関わらず、まったく煩雑だと思えないからです。ひとつの強力なカードが、他のカードの抑止力になっており、また弱いと思われていたカードが、ある局面においては、意外に能力を発揮したり。運と戦略とが、程よいバランスでミックスされているように感じました。
中盤以降は、カードの組み合わせで一気に点差をつけられ、瞬殺される可能性があるので、耐えずリスク回避をしないといけないのが、ちょっと大変かもしれませんね。
シンペイ
プレイしたかったゲームを、全て出来たので、息抜きを兼ねて五目並べならぬ三目並べ。初プレイ。
上の世界と下の世界と言う、ドラクエをほうふつとさせる世界観に、3分でプレイ出来るお手軽さ。挟んだコマを好きなところに飛ばせるというルールから、もう少し複雑なのかなと思っていたけれど、実際は、五目並べと同じく、いかに相手の視線を逸らし、さりげなく勝つかがポイントの様子。並べないといけないのも3つなので、一瞬の判断が命取りになり、あっさり負けてしまいます。
ダズル
未プレイの2人用ゲームが尽きてしまったので、なんとなくダズル。
疲れていたのであまり考えずにプレイしていたのですが、カード運に恵まれた様子で、赤以外の3つの陣営において勝利。カードやコンポーネントを箱にしまいながら、ダズルシャッフルの優秀さに気がつきました。
前回の2回を含めて、計3回目のプレイになりますが、3つの陣営で勝利できたのは初めてのことです。ざっくり計算すると、3回に1回程度しか運で勝てない確率なのです。残りの2回は、実力とブラフで勝つしかない。逆に言えば、ダズルシャッフルという特異なシャッフル方法を用いることで、運の要素を、そこまで減らしているのです。よく考えられています。
プレイを繰り返す内に、新しい発見があるゲームは良いゲームですね。
ウィング・オブ・ウィッチーズ
秋山宅において2人用ゲームの定番となりつつあるゲーム。プレイしたのは4回目くらいかな。
だいぶ空中戦にも慣れてきて、トリッキーな動きが出来るようになってきました。面白いのは2対2ですが、時間がないときやインストのときは、1対1にして対戦時間を調整できるのも良いですね。
おわりに
気軽に出来るので時間があるときに、ちょいちょい遊びたいハラリ。
じっくり2人対戦したいときに最適なバルーンカップとバベル。
5分程度の時間調整にお勧めのシンペイ。
アバロンは……もう1回か2回やらないと、面白いのか、そうでないかの判断はつかないですねぇ。