雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

第47回ラ管連ボードゲーム部レポート

 今月も参加させて頂きました。
 会場はいつもの月島の佃区民館。

ゾンビリーバボー


 最初にプレイしたのは、国産同人カードゲーム『ゾンビリーバボー』。
 プレイヤのひとりが警察署を拠点とする警官を担当し、残りが東西南北の物陰に隠れるゾンビとなり、四方八方から警察署に迫ります。ゾンビを担当するプレイヤは、ゲーム中「あ゛ー」と「ゾンビリーバボー」としか発声することが出来ないという、完全なるバカゲーです。また、ゲームバランスが狂っていて、圧倒的にゾンビ有利なのです。警官側は、一瞬でも油断すると、すぐにゾンビに襲われ、雪崩式に敗北しかねないというナイトメア仕様。
 まず、ルールを知っている秋山が警官となりプレイしたのですが、文字通り瞬殺されました。下手すると、インストに要した時間の方が長かったかもしれません。
 せっかくなので、もう1回、永山さんが警官となり、さらに難易度を少し調整してプレイしました。今度は警官も健闘し、あっさり警官勝利に終わりました。意外と絶妙なゲームバランスだったようです。
 その後、りゅーかさんが、もう一度、プレイしていたみたいです。警官側が慣れていれば、わりとさくっと終わる短時間ゲームなので、次回も持参予定。

怪盗ジュエル


 時間調整に軽く一戦。
 かさいさんのGetが炸裂するタイミングが絶妙で、今ひとつ点数を伸ばせませんでした。

テレストレーション


 リッパーさん作のカードを使用して、軽く一戦。
 お題が「RPGの職業のひとつ」だったので、勇者をイメージしながら写真の通り書いてみたのですが、さくっと『ドラゴンクエスト』や『ダイの大冒険』に変わってしまいました。残念。
 見ていて凄いなと思ったのは『fate/stay night』というお題に対して「問おう、そなたが私のマスターか」のシーンを完璧に描ききったかさいさん。上手かった!

アグリコラ


 本日のメイン。
 前々からプレイしたいなと思っていたので、かびさんにお願いして持ってきて頂きました。
 本来は職業カードと小進歩カードをドラフトしてから、ゲームを開始するみたいですが、初心者向けに作られたコンセプトデッキを使ってプレイしました。
 プレイ開始前に「家を増築し、子供を作って手番を増やすのが重要」とアドバイスを貰っていたにも関わらず、目先の効率性を重視し、どんどん職業や進歩カードを自陣に出すことを重視した結果、結局、1度も増築できず、子供も1人しか作れませんでした。そのため、ゲーム終盤には、他人の箱庭プレイを眺めるだけの時間が1ラウンド10分とか生まれだして「マナー違反だな」と思いながら、席を立ってトイレに行ったり、他の卓のゲームを観戦しに行ったりしてました。すみません。
 ゲームの感想ですが、前述の通り、かなり箱庭度が高いように感じられました。習熟すれば、他人のプレイスタイルによって戦法を変えたり、レベルの高い戦いが繰り広げられそうですが、初心者やプレイ回数が低い内は、自分の箱庭を眺めるだけで精一杯かもしれません。
 このゲーム、CPUと対戦できるソフトウェアってないのでしょうか。出来ればCPU相手に訓練したり、持っている方からお借りして、1人で回してみて、上手くなってから対戦したいですね。

力持ちブルーノ


 3時間ばかり『アグリコラ』に吸い取られたので、頭脳を癒す意味でも、気軽に出来るという観点から、マツダさんが持ち込まれたハバ社のゲームをプレイしました。
 基本的には、子供向けのバランスゲームなのですが、これ、大人がやると最悪に楽しいですね……。もう、いかに次のプレイヤを嵌めるかを考えながら、木製ピースを積み上げていくだけの、かんたんなお仕事でした。

7Wonders 拡張入り


 前々からプレイしたいと思っていた、拡張入りの『7Wonders』。
 使用したのはリーダーカードを0コストで配置できるローマのコロッセウム。対CPUのソフトに何十時間も時間泥棒された身として、絶対に負けられないと気合を入れてプレイした結果、62点で1位でした。うしし。

クク


 そろそろ人狼のお時間というわけで、時間調整に、久々のクク。
 チップを配って、3回か4回ほど回しましたが、最初の1回だけ勝てて、チップ総取り出来ました。やっぱりこのゲームは、お酒を飲みながら、10円でもいいので、賭けながらやりたいですね……。

ゲシェンク


 いい加減、ククにも飽きたけれど、まだ『ダイナマイトナースリターンズ』と『ドミニオン 収穫祭』の卓が終わっていなかったので、マツダさんが勝手に「ゲシェンク日本選手権をやりましょう!」と言い出して『ゲシェンク』。
 1戦目は澤村さんが荒らしに荒らし、あっさりとマツダさん勝利。日本一位の座に就きました。
「ちょっと今のは、納得いきません。もう1回、やりましょう」
「じゃあ、第2回日本選手権開催で」
 というわけで、もう1戦。
 今度は全力でプレイして1位になることができました。これで、第2回ゲシェンク日本選手権一位です。にはは。

人狼 ラ管連Ver.


 最後は、恒例の人狼。今回のGMは、でゅろんさんです。
 引いたカードは「人狼」です。このボドゲオフに参加して、早1年ほどですが、人狼を引いたのは初めてです。ニヤニヤしながら顔を上げてみたら、お仲間は、コモリさん、ことひとさん、タカヒナさんの3人。顔を見合わせた4人の脳裏に「このメンバーじゃ、絶対に勝てねぇ……」という絶望が去来したことは言うまでもありません。
 開始直後、真占レトスさんが、コモリさんに黒出しCOして、コモリさんが対抗占COしなかったので、秋山が対抗COし、とりあえず目についたリッパーさんに白出し。いきなり黒出しする偽占い師は狂人ではないかと主張し、コモリさん吊りを回避しようとしましたが、とりあえずコモリさん吊りは避けられませんでした。その晩は「まあ、無理だろうな」と、思いながら、レトスさんを襲撃指定しました。
 翌日、レトスさん襲撃は案の定失敗。想定内と思いつつ、ことひとさんに白出ししたところ、レトスさんも、ことひとさんを占っており黒出し。その後、ことひとさんがライカン騙りを始めたので、レトスさん狼、ことひとさん狂人という自説を展開しましたが、前日同様、ことひとさん吊りを回避することは出来ませんでした。その晩は、もう一度、レトスさんを襲撃指定しました。前日の襲撃失敗が魔法少女化にせよライカン護衛にせよ、2日連続で指定すれば襲撃成功する可能性は、けして低くありません。
 翌日、レトスさん襲撃は失敗。巡り合わせの悪さに内心、舌を巻いていたら、永山さんが占COし、レトスさんに白出し、秋山に黒出し。3CO状態での真贋考察を一瞬で行い、レトスさん狼、ことひとさん&永山さん狂人を唱えましたが、あえなく吊られてしまいました。ちなみにこの日、秋山は、マツダさんに黒を出していました。
 ゲーム開始3日にして、コモリさん、ことひとさん、秋山と狼が3回連続で吊られるという、狼陣営涙目な展開だったのですが、まあ、秋山は大いに仕事をこなした気分で意気揚々でした。さらに、その後、判明したことですが、リッパーさんは狂人で、マツダさんはレトスさんの相方真占で、面白いなあと深く感じ入った次第。
 その後、タカヒナさんも早々に吊られてしまい、孤軍奮闘していたゐんどさんも、マツダさんの黒出しを受け吊られてしまい村人勝利。負けてしまいましたが、清々しい想いです。後、ライカン澤村さんによるプリンス騙りは「上手い!」と感じました。
 残念なのは、終盤の議論ですかね。占COしたリッパーさんの真贋考察に対して、秋山の占結果を引用しようとした方がいたのですが、既に死んでる人間の言ってたことは関係ないと一蹴されていたのが「あー」という感じでした。そういう否定をすると、議論が成り立たないし、せっかく喋ろうとしているひとが口を噤んでしまいます。残念。

おわりに

『ゾンビリーバボー』『アグリコラ』『7Wonders 拡張入り』といったプレイしたかったゲームがプレイでき、人狼も白熱したので、今日の収穫は大きかったです。次回は、時間が足りなくて手が出せなかった『スコットランドヤード』と『お邪魔者2』がプレイしたいですね。
 打ち上げで『六花の勇者』と『パーフェクトフレンド』の感想も交換したのですが、これは良かったです。果たして『六花の勇者 2』は、ほんとうに川渡り物になるのか。なるとしたら、チャモをどう処理するのか、期待に胸が膨らみます。