雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

木曜日の螺子を巻いたのは誰だ

■久々に日記らしい日記ですね。だいたい2週間ぶりでしょうか。えーっと、この2週間にあったことは……。
ゲームマーケット2011秋に行きましたね。ゲームマーケットに参加するのは2回目ですけれど、前回よりも来場者数は増えたらしいです。個人的な実感としては前回よりも空気が吸いやすいだったので、人は少なそうに感じたのですが、あるいは気温だとか、慣れだとか言ったものが関係しているのかもしれませんね。
冬コミ新作として公開している『PNOS』ですが、2年近く作り続けていたものがようやく完成します。長い時間を掛けて作った長い物語が、ついに完成して陽の目を浴びることを考えると、なんだか、感慨深いですねと書こうと思ったのですが、そんなでもなかったです。まあ、すごいがんばったのですごい面白いと思います。
■その他に同人っぽい活動としては、『不明瞭世界の探偵父娘』『いつか語られるきみとぼくの冒険』を無料公開しました。クリックすれば読みに行けます。『不明瞭世界の探偵父娘』はサカナ・ノベルのうーたんさんが編集長の『オマケ・ノベル』に寄稿した作品で2010年8月に発表したものです。500円で頒布された同人誌の内の1編を無料公開という感じです。内容としては引きこもりの若いお父さんが、双子の娘といちゃつきながら事件を解決したりしなかったりする話です(解決します)。『いつか語られるきみとぼくの冒険』は絶対移動中の伊藤鳥子さんが編集長の『絶対移動中』に寄稿した作品で2006年11月に発表したものです。ちょうど5年前の作品ですね。こちらも500円で頒布された同人誌の内の1編を無料公開という感じです。内容としては引きこもりのお兄さんが、若い娘といちゃつきながら小説を書いたり書かなかったりする話です(書きません)。こうして振り返ってみると、5年間という月日が横たわっているにも関わらず、書いている内容が、まるで変わっていませんね。
■最近、読んだ小説で面白かったのは、西尾維新『少女不十分』。途中までは退屈で、最後のあたりまでは予定調和的だなあと感じていたのですが、42章が印象的でしたね。この小説は、小説家の主人公が、「自分がどうして小説を書き始めたのか」と、自分が小説家になる切っ掛けとなった事件というかトラウマを振り返る、という体裁で書かれています。42章では、まさに、その理由というか動機が語られるわけですが、それが実に素晴らしくてなるほど、それは小説家にならざるをえないなと手のひらを打ってしまうような説得力を持っていました。ええ、いい小説でしたね。

少女不十分 (講談社ノベルス)

少女不十分 (講談社ノベルス)