雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

日曜日は惨劇の開幕を目の当たりにしたよ

id:kirisakinekoさん主催の『惨劇RoopeR』メインディッシュのボードゲーム会。本日ですよ。
■ふと思い立って、生まれてから今日までの日数を数えてみたら10048日でした。後、48日、早ければちょっとした奇跡を感じられたのですが。ちなみに、雲上回廊が発足してからの日数は4584日です。4584日、うちの猫は、まだ元気です。
■最近、読んだ面白かった小説は、古野まほろ『群衆リドル Yの悲劇'93』。学生の頃から「そろそろ、まほろ読む」と言い始めて、『天帝のはしたなき果実』を借りて、読まずに返して、『群衆リドル』を発売当初に買って、昨夜、読み始めて、一気に読んでしまいました。面白かったー。かなり……と言う程でもないかな? 一部のSFや実験小説と比較すれば、グッとおとなしいけれど、ジャンル小説しか読んでいないひとには、ちょっときつい。そんな特徴的な文章が、とっつきにくさを演出していて、読み始めは苦労しましたが、舞台が整ってからは、もう物語の奥底まで引きこまれてしまい、一気に読みました。面白かったー。
■読後の感想は「本格より新本格」。新本格ミステリの系譜に名を連ねる、色々な作家やその表題作に含まれるガジェットが、様々な形で盛り込まれているように感じました。あまりネット上の感想を探していませんが、多分、副題から察するに、もっとも比較されているのは有栖川有栖かな。でも、秋山がいちばん感じたのは綾辻行人。「ロンドン橋落ちた」という見立てが、そのまま綾辻行人『どんどん橋、落ちた』を連想させるのはさておきとして、犯人の動機や、作中にちらりと出てきたボトルメールというガジェットは十角館の殺人を丁寧にリスペクトしたもので、好きなミステリを挙げよと言われたとき、五本の指に数えるくらい、あれが好きな秋山としては歓喜以外の何物でもなかったです。
■そう言えば、探偵小説シリーズのどれかが、横溝正史リスペクトだったはず。もう、古野まほろは、コンプするしかないな。入手できなくなる前に買って手元に置いておこう。

群衆リドル Yの悲劇’93

群衆リドル Yの悲劇’93