雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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ソロプレイ祭り20120402

 購入して、箱を開けただけで満足してしまっていた『サンダーストーン 拡張セット3 竜の尖塔』ですが、気合を入れて、ルールを読んだり、カードをスリーブに入れたり、ソロプレイしたりしてみました。

ルールを読む

 読んだのは先週末です。ざっと1時間ほど掛かりました
 3月30日の日記にも書きましたが、おおまかな流れは、基本のときから変わっていません。村を訪れてデッキを構築し、揃えた英雄でパーティを組んでダンジョンに攻め込んで、モンスターを倒して勝利点を獲得する。第1及び第2拡張は未体験なので、第1から第3の、どのタイミングで追加されたかは不明ですが、いくつかの要素が加わっている様子でした。
 トラップや宝箱、ガーディアンや、ダンジョンの基本ルールを書き換える環境設定等が新鮮でした。特にダンジョンホールを2つに増やすカード「竜の尖塔」が、今回の拡張の目玉なのかもしれません。
 また、ヴァリアントとして協力プレイのルールと、ソロプレイのルールが記載されていました。協力プレイは、どんどん攻めこんでくるモンスターたちを、プレイヤ全員が結託して戦い、勝利点の総合を競うルール。ソロプレイも同様にモンスターがどんどん攻めこんでくるのを、防ぎつつ勝利点を確保するような感じです。

スリーブに入れる

 まずはカードの分類から。
『竜の尖塔』以前のセットでは、ランダマイザと、実際にゲームで使用するカードの裏面が同じプリントになっており、カードの裏面を見ても、それがランダマイザなのかどうかの判別が出来ませんでした。
『竜の尖塔』からは、ランダマイザの裏面は、ゲームで使用するカードの裏面とは異なるデザインになっており、そのデザインで統一できるよう、以前のセットに含まれていたカードのランダマイザも収録されているのです。『サンダーストーン』初期からのユーザには嬉しい仕様ですが『竜の尖塔』から入ろうとするプレイヤには、まず、どのカードが今までのカードで、どのカードが今回のカードなのかを区別するところから始めなければなりません。
──と、言うわけで、全カードをカテゴライズし、ルールの不鮮明なところを、実際のカードを見つつ洗い直し、そして約半分のカードをスリーブに入れたところで、本日は、お仕事おしまいだよ♪ することにしました。要した時間は、だいたい2時間。もう30分から1時間あれば、すべてのカードをスリーブに入れられることでしょう……。

ソロプレイ


 ここまで辿り着くのに、3時間とかなりの時間を要しましたが、すべては、このソロプレイを体験するための下準備です。もちろん、ソロプレイを通じて、ルールをより深く理解し、ゲーム会において、簡潔にインストが出来るよう、自分を慣らしておくという意味合いもあります。
 と言うわけで、早速、推奨セットを並べて淡々とプレイ開始。
 うむ。
……うむ。
 これは厳しい
 多くのソロプレイボドゲがそうであるように『竜の尖塔』も、かなり厳しめに作られている様子です。デッキを構築しきる間もなく、次から次へとモンスターたちが村へと攻めこんできます。とても防ぎきれるものではありません。
 中盤から、ようやく手勢が充実し始め、なんとか対抗できる体制が整いましたが、時既に遅し、さっと登場したサンダーストーンが村に近づきゲーム終了。19点VS52点と、惨憺たる結果で幕を下ろしました。
 要した時間は30分弱
 準備に掛けた時間と比べると、あまりに短くて衝撃を隠せません。しかし、早く終了するのは良いことです。残りのカードをスリーブに入れたら、もう1回、同じセットで挑戦してみたいと思います。今度は英雄の特性と、モンスターの特性が分かっているので、良い勝負が出来そうな気がします。

おわりに

 まだソロプレイを1回やっただけですが、箱を開けた瞬間に感じた「面白い!」という感情は、未だ途切れることなく継続しています
 さっとカードを見た感じでは『竜の尖塔』だけでも、それなりにバランスの取れたカード編成になっている様子で、別に基本セットや今までの拡張と混ぜなくとも、それなりに遊べるような印象を受けました。
 特に「良いな!」と思ったのは、環境設定カードの存在ですね。ダンジョンのルールを、がらりと変えるものなのですが、7枚もあります。英雄と村とモンスターの組み合わせだけでも、けっこう色々なパターンがありそうですが、環境設定が7枚もあるので、軽く10回くらいは新鮮な気持ちで遊べそうです。
 10回やって、尚、飽きなければ基本も買ってしまおうかしら。