雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

オススメの謎解き&ボードゲーム&マーダーミステリーを紹介しています

秋葉原ゲーム会_2012_0526

 来週の、ゆるドミ……ではなくて、惨劇会に向けて『惨劇RoopeR』の拡張入りを、そしてラ管連ボドゲオフに向けて『Istberia Story』の練習をしておきたいと思って、さたもとさんとカッチャマンさんと一緒に秋葉原イエローサブマリンで遊ぶことに。
 イエサブを訪れるたびに、4Squareでちまちまチェックインしていたら、とうとうメイヤーになりました。メイヤーになると、俄然、愛着が湧くふしぎ。

ヴォーパルス


 さたもとさんが1時間ほど遅刻というわけで、カッチャマンさんとサシで『ヴォーパルス』。ランダムに追加建物を決めたら「ヴィシャス」が入らず、第1拡張だけになりました。
 昨日の攻略エントリの中で、書くだけ書いてみた「木材プレイ」なるプレイが果たして有効なのか否か試してみました。
 結果は……うん、駄目ですね。
 初手で空中庭園Lv2が建てられず、しかたなく城下町Lv2を立ててから空中庭園Lv2に向かいましたが、お金が貯まらず、第3ラウンドでは建物を建てることもできず、第4ラウンドのオープンドラフトでは木材を生むカードが見当たらず、仕方なく食料プレイにシフトしました。それでも負けましたし……。

ハギス


 さたもとさんが到着し、リッチーが到着するまで1時間というわけで、3人で、さっくり1時間遊べる『ハギス』に挑戦。
『ハギス』はトランプの『大貧民*1の正統進化といった2人〜3人プレイのトリックテイキングです。ローカルルールがごてごてと足され、キマイラのようになった『大貧民』から、ランダム要素を、ごっそり削ぎ落とし、その代わり固定のワイルドカードと爆弾という概念を与えて、特定の要素に注力した感じでした。僅差でカッチャマンさんに負けたので、機会があれば再戦したいところです。

Istberia Story


 リッチーから体調不良で欠席という連絡が入ったので3人で『Istberia Story』。
 とにかくインストが大変でした。要素が多いので、TRPGで騒々しいことになっているイエサブのプレイスペースでは、やや困難を伴いました。体感ですが、インストに30分掛かって、実際のプレイは30〜45分でした。
 初回のプレイだったので、障害物は入れずに、シンプルに殴り合いを楽しみましたが、これだと防御力に欠ける魔法使い系のカードは瞬殺されてしまいますね。事前の予想通り『ファイナルファンタジータクティクス』が、そのままボードゲーム上に落とし込まれているプレイ感で、全体的に「PSPでやれ!」という感じでした。ただ、このゲームの独自というか、かなり高く評価できるポイントとしては、次のラウンドの待ち時間ですね。他のプレイヤの選択しているカードを見つつ、行動順を考慮してプレイするカードを決めるというのは、かなり挑戦的なアイデアであるように思いました。
 次回は障害物も入れて1人VS1人か、2人VS2人でやってみたいですね。

電力会社:最初の火花


 変態フリードマン・フリーゼの『電力会社』シリーズ10周年記念作品『電力会社:最初の火花』をプレイしました。ずいぶん前からプレイしたいと強く思っていたゲームで、今回、プレイの機会に恵まれたことに深く感謝。
『電力会社』は1回だけプレイしたことがありますが、相場がまったく見えてこず、さらに陣取りも難しく「これは、よく訓練されたフリーゼファンだけが楽しめる敷居の高いゲームなのでは……?」と思ったりしましたが『最初の火花』は極めて素晴らしい作品でした。『電力会社』から、競りの要素を完璧にゼロにして、マップを極限まで狭めることによって、手番の重要性と、開拓する楽しみと、技術をマネジメントする要素だけを高めた結果、プレイ時間が1時間になったというのは、実に素晴らしいです。
 中盤までは、さかもとさんを相手に悪くないプレイが展開できたように思うのですが、終盤で、プレイミスを繰り返してしまい2位でおしまい。
 1時間で、さっくり終わるというのが素晴らしいので、これは、何度もプレイして上達したいですねー。

惨劇RoopeR


 3人で『惨劇RoopeR』を拡張入りでプレイ*2
 ルールブックに掲載されていた第1シナリオを試したのですが、さすが難易度2、これは脚本家が内心で「ぐぎぎぎ」するシナリオでしたね。最大限、ブラフを撒き散らそうと苦慮しましたが、第3ループにおいて惨劇を発生できず敗北しました。
 来週は、しんざきさんの惨劇会があるので、いきなり脚本家をしなければならない事態になっても困らないよう「こんなこともあろうかと!」とオリジナルシナリオを用意しておきたいですね。

カッチャマンさんのオリジナルゲーム


 カッチャマンさんが作っている途中のオリジナルゲームを、テストプレイさせて頂きました。
 テストプレイという点と、カードの裏面がショッキングピンクであることから、プレイ前からだいぶ危機感が高まっていたのですが、実際にプレイを始めると驚くほど完成度が高いことに気づきました。
 二次元のフィールドにモンスターもしくは警護隊を配置していって、警護隊に護衛されている列もしくは行のコマは得点になるけれど、モンスターに襲われているマスに配置しているコマは死んでしまうというゲームで、プレイ感はクニツィア佳作でした。
 グリフォンの能力が強く、これをぶん回した秋山が圧勝して終わりましたが、もう少しバランスを調整して、勝ち筋を増やしたら、完璧なるクニツィア佳作になるので、クニツィア大好きなひとの評価は貰えるのでは? という話をしました。
 6月16日に開催予定の第3回「ミスボド」にも持参されるらしいので、テストプレイに興味のある方は、是非。

アーシェラの寵愛


 最後は、バネストで無料配布された、みさき工房さんのドラフトゲーム。
 前回はダイビキダさんに上手いことやられたので、今回は、自分のカードを確保しながら、展開に気を配ったつもりでしたが、なかなか伏せることができず、最後はカッチャマンさんにしっかり2位を取られてしまい敗北。
 インスト含めても15分くらいで終わるので、これからも繰り返しプレイしていきたいですね。

おわりに

 20時にイエサブを出て、HUBに行ったら、何かのイベントの終了後に雪崩れ込んだのか凄まじい集団で、知る人ぞ知る、隠れ家的やきとん&やきとりの、とんべエにフェイルオーバ。
 3時間くらい、遊んだボドゲの感想や、カッチャマンさんのゲームをもっと面白くするにはだとか、そんな話をしました。

*1:もしくは『大富豪』。

*2:リーダーカードの所有者が1人2役でプレイ。