文学フリマというイベントでは、プロとアマチュアが入り乱れて、たくさんの作品を出展します。イベントの全ての参加者には、そこで素晴らしい作品に出会う権利があります。私たちが作るのは、そのためのガイドブックです。
いかなる内容に価値を見出し、どんな表現に心をふるわせるか、何を見て笑い、何を見て泣くのか。いうまでもなく、それは読者ひとりひとりの主観に委ねられています。しかしながら、やりかたによっては、その手助けができるはずだと、私たちは考えています。私たちの望みは、文学フリマの会場で、あなたが、あなたのための一冊を手に取ることです。
http://bunfreeug.web.fc2.com/
上記は第1版が発表された際の、最高責任編集者の佐藤さんの言葉ですが、11月18日に開催される第15回 文学フリマにおいて『文学フリマ非公式ガイドブック 小説ガイド(第2版)』が発売されるとのことです。
第2版と言っても、完売した第1版を、そっくりそのまま増刷したわけではなく、内容は完全に一新し、さらに第1版より2作多い、計25作の紹介を掲載したガイドブックとなっています。価格は200円、新書版の小気味良いおされデザインです*1。推薦者として参加している方々がブースにて販売していると言うことで「A-08, A-22, B-45, B-48, C-38, D-15, ウ-06」ここらへんで入手できます。
どうして、秋山が、こんな告知をしているかと言うと、誰あろう、この秋山も編集の一員として参加しているからです*2。
同人の創作文芸界において、感想という代物はしばしば腫れ物のように扱われることがありますが、面白いものは、もっと売れれば良いし、書けるひとは長く書き続けた方が幸せです。面白い本が、もっと多くの目に触れることになればと、真摯な想いで参加させて頂きました。
【11月6日】一部、削除しました。