「ゲーム会を主催することについて思うこと」を書いてからミスボドを4回、開催したので、ここらで、また振り返ってみたいと思います。今回は、第8回までのミスボドの統計を確認すると同時に、秋山の当日の動きを紹介し、今後、どういう会にしたいのかという考えを言葉にします。
第8回までの様子
\ | 第1回 | 第2回 | 第3回 | 第4回 | 第5回 | 第6回 | 第7回 | 第8回 |
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本会参加者 | 23名 | 36名 | 26名 | 35名 | 41名 | 44名 | 57名 | 48名 |
二次会参加者 | 11名 | 16名 | 15名 | 18名 | 22名 | 17名 | 25名 | 22名 |
遊ばれたゲーム数 | 27作 | 48作 | 29作 | 42作 | 56作 | 49作 | 72作 | 59作 |
備考:
・第1回および第3回の開催時間は、13時から21時からの8時間。
・第2回から第6回までは、10時から21時の11時間。
・第7回以降は、10時から20時の10時間。
・第5回は浴衣割キャンペーンを実施。
・第7回は参加費無料。
※累計の参加者数は132名となります。
特に遊ばれているゲーム
・8回:『惨劇RoopeR』『ヴォーパルス』『キングダムビルダー』『藪の中』
・7回:『イノベーション』『ラブレター』
・6回:『人狼』『髑髏と薔薇』『街コロ』
・5回:『いかさまゴキブリ』『マンマミーア』『さるやま*1』『スタンプス*2』『カルカソンヌ*3』
・4回:『City Vision』『ディクシット』『ドミニオン』『ハートオブクラウン』『チケット・トゥ・ライド*4』
・3回:『アクワイア』『アベカエサル』『ウィー・ウィル・ロック・ユー』『エセ芸術家ニューヨークへ行く』『怪盗ジュエル』『くるねこコイコイ』『ドブル』『ピクトマニア』『ブクブク』『ブラックウィーン』
※1日に複数回、遊ばれても1回とカウントしています。
※累計では238作のボードゲームがプレイされました。
秋山の当日の動き
主催者である秋山の当日の動きを紹介してみたいと思います。
基本的には参加者の皆さんに楽しんで頂きたい、そういう思想に則って動いています。
当日は朝9時半には家を出るようにしています。途中、コンビニに寄って紙コップとパックのお茶やお菓子を1000円以内で買います。会場に到着したら受付で鍵を受け取って、だいたい9時50分までには部屋を開けます。
会場の大田区民センターは、元々、小学校だったのか、各教室には黒板があり、2人掛けのテーブルが教卓に向かうように並んでいます。このままだとボードゲームを遊ぶには適していないので、テーブルを2つ繋げて、椅子を向かい合わせになるように並び替える必要性があります。いつも早めに来て設営を手伝ってくださる参加者がいますので、何人かで手分けして「遊び用の卓」「飲み物を置く卓」「ゲーム置き場」「受付」を用意します。
設営は短いときは10分程度で済みます。10時過ぎに受付を開始する頃には、4名から8名ほど集まっていますので、1卓から3卓ほど立ちます。全員が卓についたタイミングで、コンビニで買っておいた、おにぎりを食べたりします。
ちなみに受付手順は下記の通りです「名前を伺う」「挨拶する」「会費の300円を頂く」「名札を渡す」「手荷物置き場を案内する」「フリードリンクを案内する」。初参加の方には、ひととおり案内し、常連の方には、ある程度、割愛させて頂いています。
10時から14時までの4時間ほどは、基本的に卓に加わりません。この4時間は「受付する」「卓についてないひとを誘導する」「撮影する」「インストだけする」「お昼ご飯を食べる」「次回の会場代の支払い」「サブ部屋の鍵を受け取り、解錠する」などで吹っ飛んでいきます。
14時から19時までの5時間ほどは、新たにやってくるひとも、だいぶ減ってくるので、遊ばせてもらいます。自分で卓を立てたり、あるいは混ぜてもらったり、人狼のGMをやることもあります。
19時から20時までの1時間は、そろそろ閉会に向けて支度を始めます。具体的には「2次会の予約」「ゴミまとめ」「サブ部屋の片付け及び施錠」「短いゲームのインスト」などです。19時50分くらいになったら「名札の回収」と「全体的に片付け」を行います。こちらは参加者の皆さんにも手伝って頂くので、10分もあれば終わります。20時に閉会の挨拶をして解散。
解散後は、まちこさんやマツダさんに駅を経由して、二次会の会場まで参加者を先導頂きます。秋山は、全員が部屋を出た後に「忘れ物チェック」「戸締り」を行なって、会場の鍵を返したうえで、二次会の会場へ直行します。
二次会は20時30分くらいから始まります。ゲーム会の参加者は、往々にして食べることを忘れ、遊ぶことに熱中しがちなので、二次会の会場は、ご飯物が安いお店を選んでいます*5。手短に乾杯を済ませ*6、ご歓談頂きます。二次会の最中は、初参加の方や、特定のクラスタでない方の隣に移動して「本日のベストボドゲ」や「今日の感想」を聞いたりします。22時過ぎには自主的にラストオーダーを取り、一般参加者には3000円程度、20代前半の参加者は安めの会費となるように計算してお代を頂き、22時半には解散とします。
三次会は飲み足りないメンバーと共に、HUBに行って、もう少し飲んだうえ、23時半から24時くらいに解散とします。
まあ、だいたい、こんな感じです。
だから何だという話ですが、備忘録として自分の行動を残しておきたいと思ったのと、参加を検討している方の参考になればいいな、と。
今後、どういう会にしたいのか
表面的な結論を先に述べると、大勢で賑やかに遊ぶメイン部屋と、がっつりヘビーゲームを楽しむサブ部屋の2部屋運営を行いたいと考えています。
上記に至った経緯ですが……第4回を終えた時点では、まだ自分の中に充分にデータが溜まっていなかったので見えていませんでしたが、第8回を終えて、だいぶ見えてきたような気がします。これはデータを取っているわけではないので、あくまで主観によりますが、ミスボドでは、パーティゲームと称される類のゲームが、しばしばヘビロテするように感じました。
特に印象的なのは『ディクシット』なんですが、連続して2回も3回も、少しずつメンバーを変えつつ立ち続けることがあります。他には『LINQ』『ギフトトラップ』も連続して立っていましたし、最近の第8回だと『フラッシュ』を始めとした紙とペンのゲームも大人気でした。
その一方で、パーティゲームには混ざらず、少しでも多くのボードゲームに触れたいという方もいらっしゃいます。漠然とした表現になりますが、ゲーム会に求めているものが異なるのだろうなと思います。ざっくりとした分類ですが、皆で仲良く遊ぶことを主眼とするか、真剣にボードゲームに打ち込み脳を酷使することに快感を覚えるか……みたいなものでしょうか。頭の使い方に、向き不向きがあるのも関係しているかもしれませんね。『アグリコラ』や『プエルトリコ』を遊ぶときに使う脳と『ディクシット』や『フラッシュ』を使うときの脳は、明らかに違いますね。
ここまで書いて、何を当たり前のことを……と思ったりしましたが、当たり前のことを、当たり前のように看過せず、受け止めて、さあ、どうするか、と、考えていきたいと思います。まだまだ考えている最中ではありますが、当面の結論としては最初に述べた通り、2部屋運営です。
終わりに
と言うわけで、ここまで考えたよフラグ。
12月は大部屋を取ってしまったので1部屋ですが、1月と2月は2部屋を抑えてあります。次回は、第12回を終えたあたりですかね。試行錯誤の中間報告をさせて頂きます。
とりあえずの方針は定めましたが、皆さまの意見は大事にしますので、ヒアリングは継続して行います。何かありましたら、直接、話しかけて頂くか、コメント頂ければ幸いです。んでは。