雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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第4回「名古屋:惨劇RoopeRを楽しむ会」レポート

 土曜日は、ぷれじさん主催の『惨劇RoopeR』メインのゲーム会でした。
 前日から大阪出張だったので、昼過ぎに名古屋に戻り、スーツを着たまま参加させて頂きました。14時過ぎになってしまったので、もしかしたら2ゲーム目が始まってしまい、ちょっと待つことになるかも(その場合は本を読んで待ってよう)と思いながら現地に着いたところ、ちょうど2ゲーム目が立とうとしているところで、非常にタイミングが良かったです。

惨劇RoopeR X


(プレイ時間:130分)
 うめゆさんがMystery Circleの脚本を作られたとのことで、ぷれじさんと3人で変則的に遊ぶことにしました。
 Mystery Circleを遊ぶのは久々でしたが、そうですね、メイタンテイや銀の銃弾といった、けっこう魅力的な題材が多いのでした。ここのところBasicばかりだったので、非常に新鮮でしたね。
 うめゆさんのシナリオは、極めて難易度が高く、ぷれじさんとふたりで、うめゆさんの行動から逆算したり、推測したりしながら絞り込んでいく、というけっこうメタな展開を追うことになりました。最終的には主人公陣営の勝利で終わりましたが、プレイヤに納得感を与える脚本作りというのは、なかなかに難しいものですね。

惨劇RoopeR X

(プレイ時間:100分)
 続けてかわうそさん脚本、こはくさん、TKさん、秋山が主人公で遊びました。
 この日、かわうそさんは細部に手を加えつつ、ほぼ同じ脚本を3連続で遊ばれていたとのことで、なかなか面白い試みだなと感じました。
 当たり前ですが、主人公側は、毎回、異なった作戦で攻めてくるでしょうから、脚本家側は臨機応変に受けていく必要があるわけです。ゲーム中、かわうそさんが「この展開は初めてだ」と仰られていましたが、この多様性こそが『惨劇RoopeR』の魅力のひとつですよね。

日本の城


(インスト含むプレイ時間:20分)
 閉会の時間は近づいていましたが、他に、終わってない卓もあり「なにかゲームでもしませんか?」と声を掛けてみたところ「あ、いくつか持ってきます」と言って『日本の城』と『赤箱ニムト』を持参された方が名乗り上げられました。
『日本の城』は、ここ数ヶ月、ずっとずっとずっと遊びたいと思っていたのですが、機会に恵まれなかった作品です。巷間では「難しすぎる! クソゲーだ!!」と騒がれていましたが、いかほどのものか気になっていたのです。
 早速、リクエストして、インストからお願いしました。
『日本の城』はいわゆるトランプタワー的なゲームで、カードを組み合わせてお城を建てていくゲームです。カードには爪がついており、うまく、そこに組み合わせることで縦に伸ばしていくことができます。
 説明を受けてから「よし!」と挑戦し始めましたが、なるほど、なかなか、これは極悪です。クソゲーと呼ばれる所以も納得です。何故なら、ひとつも積み上げられないからです。
「マジこれ無理なんですけどwww」
 と笑っていたら、向かいに座っていたかわうそさんが、すでに3階部分に着手されてます。
「何事ッ!!」
 ひとしきり驚愕してから、呼吸を止め、真剣に向かい合います。
……、
…………、
………………20分ほど格闘しての結果が上の写真です。
 ええ。
 紙ゲー……もとい神ゲーでした。
 手先の器用さが要求されますが、爪の使い方が分かったときの達成感たるや凄まじく、1階から2階、2階から3階へと視覚的にお城が伸びていくのは、非常に快感です。
 時間があったら、家で黙々と遊んでみたいですし、後は接着剤を駆使して、究極の城を作ってみたくもあります。手先の自信がある方は、是非お試しあれ。

終わりに

 午後からの参加でしたが、充実した時間を過ごせました。
 終了後は近くのデニーズで打ち上げ。次回は8月3日(土)とのことです。