雲上四季〜謎ときどきボドゲ〜

本と涙と謎解きと、愛しさと切なさとボードゲームと

フレボド_2015_0610

 今日も今日とてフレボドでした。
 フレイさんが最初は席を外されていたので、ゲルズさんと3分ソンヌと4分ソンヌを1回ずつ。どちらも時間切れでの勝利でした。

5分ソンヌ


 ここでフレイさんがお見えになって、5分ソンヌ(5分切れ負けのカルカソンヌ)を遊ぶことに。
 写真は得点計算の最終局面で「あ!」と気付いて撮影したもの。
 今回はきつかったですね。いわゆるゴージャス、十字路、道つき修道院はすべて取られました。と言うか、修道院は1枚しか拾えなかったので、都合、修道院だけで44点も取られています。左上の大きい都市もマナカナで相乗りを防がれましたし、まあ、ダメダメでした。

クリベッジ


 フレボドにおける2人用ゲームの定番として、早くも『カルカソンヌ』と並び『クリベッジ』も殿堂入りした感がありますが、今日もクリベッジを遊びました。
 途中、まったく得点を獲得できない瞬間があり、20点くらい後れを取ったのですが、最後の最後でまくって勝利しました。いぇい。

えちょぼ


(プレイ時間:30分)
 ここ最近、トランプばかり遊んでいて、ブログに華やかさが欠けるので、花札を遊びましょうということに。
 まずは『賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム』から「えちょぼ」。これは、花札の1月から6月までの計6札を用いた手本引き。すなわち、まず親が懐や後ろ手の中で、当たりとなる札を選ぶ。選び終えたら子が、親が選んだと思われる札に対して賭けていく。子が賭け終えたら、親は当たり札を開示して、もし的中されていたら配当を払う。
 基本的には、この繰り返し。
 要は1から6までの数字の中から選ぶだけなので、読み合い以外の何物でもないのだけれど、手本引きと同じく、親が当たりに選んだ札を紙に書いていくところが、ゲームを一段、掘り下げている。また、懐の中で、あるいは背の後ろに回した手の中で当たりを決めなければならない都合上、腕の筋の動いた回数や、親の目線、身体の動きなどが参考情報となる。
 賭け方は、胴金の範疇であれば自由としました。賭けが的中すれば、賭け金に対し4.5倍のチップが配当として配られるので「さっきが六月だったので、次は一月が来そう。でも、敢えて六月のままかもしれない」と思ったならば六月に6チップ、一月に2チップと分けて張ることができる。ここらへんの賭け方は、手本引きと比べて自由度が高く、初心者向きですね。
 ほんとうは1ラウンド6回、計6ラウンド遊ぶのですが、フレイさんの酔いが回って辛そうだったので1ラウンドずつ親を交代して3ラウンドで終えることに。
 せっかくなので、親の選んだ当たり目を下記に記しておきます。

1ラウンド目(秋山):三四二五五二
2ラウンド目(フレイ):六一四六三六
3ラウンド目(最上):六六一三五六

(秋山190点、フレイさん46点、最上さん-236点)

六百間


 もう少しゲーム性の高いもの、ということで『賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム』から3人で遊べる「こいこい」こと「六百間」を遊びました。
 6〜7人いれば八八一択ですが、3人なら六百間が良いですね。
 基本は花合わせですが、役の種類が多く、またカス札が0点なので、ほんとうにカスです(シマに出来れば、まだ役立ちます)。後は焼き札こと柳に小野道風が激的に強く、最初に2ラウンドは道風を取ったひとが勝つのではと思いましたが、案外、そうでもなかったです。要はタイミングでしょうか。
 適度な運、適度な実力、時々不条理。で、面白いと思います。
 すべての札が切れたところで点数を計算して、一位と二位のプレイヤの点差が、一位の点数として入ります。最初は花札に造詣の深い最上さんが激的に強く、リードしていましたが、中盤からは出す順番が分かりはじめて、まくりあげることができました。
 八八布教の前段として六百間は、ありかもしれませんね。草場純さんの、なかよし村とゲームの木花札は、カードに月や点数も書いてあって使いやすいですし。
(秋山750点、最上さん320点、フレイさん0点)

きりふ

(プレイ時間:1時間)
 最後はトランプに戻って、『賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム』から熊本や沖縄でよく遊ばれている「きりふ」です。きりふ、は切り札が語源だそうです。熊本では「きりふ」、沖縄では「きりば」の名前で知られているそうですね。
 親がプレイヤ全員に5枚カードを配って、残りは山札としてゲームが始まります。スタートプレイヤは下家のプレイヤに台札を出して、カードを出した分だけ山札からドローします。下家のプレイヤは、上家の出した台札より強いカードを持っていたら、台札を切ることができて、さらに下家へ台札を出すことができます。そうしてからドローします。上家の出した台札を切ることができなかった場合、あるいは切らないことを選んだ場合、台札を手札に入れてターンエンドとなり、手番は、さらに下家のプレイヤに回ります。これがゲームの基本的な流れです。
 上家の台札を切る、下家に台札を出す、ドローする。
 これだけです。
 いわゆるドロー系のゲームです。同じトランプゲームですと『スパイト・アンド・マリス』が近しいでしょうか。トリックテイキングになりますが『ジャーマン・ホイスト』も同じ系統と言えます。ボードゲームだと『サンファン』と『レース・フォー・ザ・ギャラクシー』が同系統のメカニズムを内包していますね。
 1ラウンド終えたところで、フレイさんから「運ゲーではないか?」という声が挙がりましたが、そうは思わなかったので協議終了には応じませんでした。後に、フレイさんからは「デッキ構築と思えば面白い」という声が出て、ほっと息を吐きました。
 さて
 このゲーム、中々、面白いと思います。
 考えどころが多いです。何も考えず、せっせとカードを出して、山札を掘り進めて、世界や切り札のAを拾いに行くのは、最もシンプルな作戦と言えるでしょう。しかしながら、ペアの組み合わせを作っておかないと、消化するのに時間を要し、手番順で負けてしまいます。ならば、ペアを作るのが大事なのかと言うと、弱いペアだと上家に猛攻を受けたときにしのげません。現時点での結論としては、受けるために切り札を使い、攻めるのにペアを使うのが上策と思われます。
 もうひとつ念頭に置いておきたいのは、カウンティングが非常に有用であるということです。温存されがちな切り札ですが、最終局面まで溜め込まれるのは、やはり世界、切り札A、切り札Kくらいでしょう。となると、逆に狙い目なのは2〜10の弱い切り札で、ここをカウンティングしておいて、山札に残っているかどうかが分かれば、他プレイヤが睨み合っている最中に、平然と最後の山を引いて、さくっと上がれる可能性が高いと思います。
 ネットで検索してみたら、多人数が面白いとありましたが、3人がちょうど良いのでは、と感じます。
 1位10点、2位5点、3位0点のルールで遊びました。最終ラウンドだけは20点、10点、0点で逆転ありとしました。
(秋山65点、フレイさん45点、最上さん40点)

終わりに

 この日は、おおむね『賭けずに楽しむ日本の賭博ゲーム』に掲載されていたゲームを遊びました。
 古今東西、様々な賭博ゲームが網羅されている素敵な本なのですが、ほんとうのほんとうに、ただの運ゲーまで含んでいるので、それはさすがに遊ぶ予定はないですが、面白そうなものは積極的に試していきたい所存です。
 と言うわけで、次は麻雀牌を用いるゲームを試してみたいですね。