ゲームマーケット2017神戸で、最も記憶に残っているゲームは?
と、聞かれたら『神の奇跡ゲーム』と答えるかもしれません。
なんだか試遊卓が、ずっと盛り上がっていたんですよね。昭和感あふれるパッケージデザインに、やっていることは、単なるスゴロクっぽいにも関わらず、ずっと、ずーっと、ひとがいたんですよ。しかも、盛り上がってる。
これは、きっと楽しいメンバーで遊べば楽しいゲームだ、そう感じました。
実際に遊んでみたら、まさにその通りでした。
やることは単純。手番が回ってきたらダイスを振って、出た目の数だけアクションできます。1の目だと1アクション、6の目だと6アクション。大味ですね。
アクションを消費して、タイルを配置したり、配置したタイルに沿ってコマを進めたり。中央のマスにゴールすれば勝利です。正方形の盤面なので、プレイヤ人数は2名か4名が良いでしょう。4名が最適かな。
プレイ時間は、インストを入れても10分くらい。まあ、軽いです。
特徴的なのは、ダイスを振る前に、正しい神の奇跡のポーズを取ってから「神の奇跡!」と威勢よく発生して、ダイスを振ると神の奇跡が起きる……かもしれませんし、起きないかもしれないことです。
起きた場合は、相手を邪魔できたり、自分を有利にさせたりできます。
この偶然の逆転性と言うか、ランダム性が、このゲームを盛り上がる系にさせている要因かもしれませんね。
ちょっと箱が小さいのが玉に瑕と感じますが、全体的には笑えるし好きな部類です。