何を隠そう、昨日『かくれ鬼の家からの脱出』の感想を書いたのは、このためです!
お化け屋敷×リアル脱出ゲームと銘打たれた『かくれ鬼の家からの脱出』が終了し、そして始まった五味弘文が関わる新たなるリアル脱出ゲーム『かくれ鬼シリーズvol.2 ある都市伝説からの脱出』の感想です。謎に対するネタバレはしないよう注意していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
『こんなはずじゃなかった。
僕は友達が、話し相手が、
欲しかっただけなのに。
変な黒い影が追いかけて来る。
終わらせる方法を試したけど
うまくいかない。
このままじゃ殺される』
この街には「帰らずの家」と呼ばれる家があった。
住人が行方不明になってからというもの、
足を踏み入れた者は誰も戻ってこない。
----故に、「帰らずの家」。
特殊捜査員であるあなたは、
警察からの要請で、この家を調査することとなった。
あなたはこの家に棲む恐怖を退け、
http://realdgame.jp/ajito/asakusa/event/toshidensetsu.html
謎を解き明かし、事件を解決することができるのか!?
結果
はいっ! 特殊捜査員です! 怖いの苦手です! 60分以上、この家にいると死ぬ? だから帰らずの家? 怖いの出る? 隠れていれば平気? はいっ! 隠れています! 60分間ずっと、ずーっと隠れています!*1。
脱出率(秋山が参加した頃)
挑戦数:12組
脱出成功:2組(脱出率16%)
閉じ込められる前
「どうも、どうも、よろしくお願いします」
「前作クリアしました、怖いの平気です」
「謎解きは苦手ですが、怖いのは余裕です」
「怖いのは苦手ですが、謎は解ける方です」
「すごいですね! こりゃ、もう脱出できたも同然ですよ!!」
6人中5人が前作経験者だったので、思い出話にひとしきり花が咲いて、初対面同士でしたが始まる前から連携は出来ていたような気がします。
閉じ込められてから
相変わらず、始まった直後は雰囲気怖いです。
前作で間取りはざっくりと分かっているはずなんですが、けっこう忘れてしまっているのと、作りを変えてきているので、新鮮に楽しめます。
いえ、楽しめますと前向きに書きましたが、怖かったです。
どこに何があるか分からず、どこから何が現れて驚かされるか分からないので、探索の手もおっかなびっくりです。
「うわーっ、あれ使いたい!」
「なんで、あれがないんだー!」
「我々、特殊捜査員のはずなのに、ちょっと装備が貧弱過ぎやしませんかねえ」
人類の叡智が生み出した、様々な道具を使うべきではと思いつつ、実際にそんなものは手元にないので、勇気と! 記憶力と! 根性と! チームワーク力で! 切り抜けていきます。
そして、相変わらずの展開を経つつ、いかにもリアル脱出ゲーム感のあるシチュエーションに追い込まれつつ、なんとか終盤。
「これだ! きっとこれだ! もう怖いから、これだー!!」
脱出を終えて
はい、失敗でした。
「ですよねー」という納得感を覚えながら解説を聞いたところ、意外に惜しいところまで行けていました。と言っても、終盤はスタッフの方から、けっこうヒントを貰っていたような気がするので、自力では難しかったかなという気もします。
前作をプレイしている必要はないのは安心材料ですね。特に相互にネタバレはなく、一部仕組みが似ているだけです。システムは一緒だけれど、世界観もキャラクタも異なるRPGのシリーズ物だと考えると良いかもしれません。
怖さは抵抗力があるに越したことはないですが、秋山自身は途中から少し克服できました。プレイ時間が30分だった前作に比べると、今回は60分だったので、途中から、まあ、慣れますよね。
でも、最初はやっぱりどうしても怖いので、「私達、6人全員、怖いの苦手だけど、みんなと一緒なら大丈夫よね!!」というチームよりかは「いつもの謎解き仲良しメンバーじゃないけど、怖いの平気な友達を連れてきました!」の方が良さそうですね。今回は期せずして、そんな感じになって良かったです。
それにしても思うのは、難易度の意外な低さ。『ある廃病院からの脱出』のときも感じましたが、謎自体は、どちらかと言うとオーソドックスなんですよねえ。にも関わらず脱出できないのは、シチュエーションに脳がやられてしまい、普段のリアル脱出ゲームなら発揮できる閃きや思考が、恐怖によって発揮できないからなんでしょうね。
平常心! 大事!!
秋山チャート
要素 | 5段階評価 |
---|---|
オススメ | ★★★★ |
探索 | ★★★★★ |
物量 | ★★★★ |
ストーリー | ★★★★★ |
お化け屋敷度 | ★★★★★ |
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*1:平たく言うと脱出失敗