reverse toneさんのゲームマーケット2017春の新作『VEIN』を遊びました。
特殊能力てんこ盛りなシンプルな2人対戦型カードゲームです。
同系統の作品としては、カナイ製作所さんの『R』や、ゲームNOWAさんの『八人の魔術師』でしょうか。
10枚のユニットカードの中から、まず6枚のカードを選択し、その6枚だけをデッキとして交互にカードをプレイし、相手を負かすことを目的とします。
このように書くと、極めて短時間で終わるゲームのように感じられるかもしれませんが、カード同士のシナジー効果が多様にあって、まず、どの6枚を選ぶかからして悩ましいですし、選んだ6枚を、どのような順番で出していくかも悩ましいです。
「このカードで攻撃します」
(あのカードを6枚のうちの1枚に選んだと言うことは、あのカードと連携しやすいあれとあれも入れていて、こういう順番で出してくるかもしれない。では、こちらは、それに備えて、)
「では、こちらは、このカードにします」
と、読み合っていく感じです。
シンプルながら奥深く、随所に悩ましいポイントがあるので、TCGに適性のあるプレイヤであれば、しのぎを削るような対戦を楽しめるかもしれません。
アートワークがオシャレなのも良いですね。サイバー感があってカッコイイです。