もう帰国してから2週間も経ってしまいました!
どんどん記憶も失われていますし、どんどん書いていきます。
と言うわけで、エッセン旅行記の5日目です。エッセン・シュピール的には3日目、土曜日となります。
この記事は5日目です!
4日目はこちら。
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起床~エッセン中央駅
この日は、ヤポンに対してはお休みを貰って、一日を観光で過ごすことに決めていました。
朝も普段のように慌ただしくなく、いくらか落ち着いて過ごすことができました。その証拠に、ほら、毎朝、ホテルで朝食を取っていたのに、思い出したように朝ごはんの撮影をしていたりします。今まで、どれだけ余裕がなかったのかと。
で、ホテルのビュッフェですが、内容的には、パン、パン、パン、ハム、ハム、ハム、チーズ、チーズ、チーズ、卵、肉、肉、肉、フルーツ、ヨーグルトみたいなラインナップでした。
秋山は、そんなにパン食が得意でない*1ので、朝の主食はクロワッサンのみとして、後はハムを全種類取って、生チーズを全種類取って、プロセスチーズはスルーして、目玉焼きを取って、後は適当に肉を取るという感じでした。そして、これらを食べ終えてから、デザートとしてフルーツを取りに行きました。
食事を済ませたら、ホテルからバスに乗って、Uバーン11の終着駅にして、メッセ・エッセンの最寄り駅まで行きます。大勢のゲーマーやファミリーたちがメッセ・エッセンへ向かって降りていくのに逆行する形で、ガラガラの車内に乗り込みます。
写真はUバーンの車内です。中央やや左手に見える黄色い箱が、打刻機、と言うのですかね? 乗車券に日付を打ち付けるための機械です。
エッセン中央駅に着いてからは、まっすぐにガレリアへ。
メッセ・エッセン内の中廊下的空間もガレリアと言いますが、ここで言うガレリアはデパートの名前。場所によっては、イオンモールと同じくらいの巨大さですが、エッセン中央駅の前にあるガレリアはイトーヨーカドーと同じくらいの大きさです。ハロウィンが近かったこともあり、仮装用の衣装が売られていました。
こちらはおもちゃ売り場、手前はおもちゃばかりですが、奥の方にはボードゲームが並んでいるのが分かりますね。
違うアングルから。ボードゲームの量は、こちらの方が確認しやすいですね。
ラインナップ的にはファミリー向け、子ども向けのゲームが多めです。日本市場と比較すると充分に安いですが、シュピール内とは比較にならないほど高いので、ここでは眺めるだけでおしまいです。
さて、エッセン中央駅へやってきたのは、ここに来たかったからです。
Mystery Rooms社のルーム型謎解き常設店です。こちらのレポートは既に書いているので、以下をご覧ください。
計8名で、3種類の脱出を遊んだ後は、偶然、見つけたイタリアンに入りました。
頼んだのはピッツァ2枚とスパゲッティ2皿だったかな。けっこうな分量です。
食事を終えた後は、エッセン中央駅へと戻りがてら、エッセン大聖堂を見た……つもりになっていたのですが、これ、今、調べたらエッセン大聖堂じゃなかったです! 昨年から、ずっと、けがわさんに騙されていました。どうやらSt. Johann Baptistと言うらしいです。いわゆるバプテスト教会です。うわー!
そして戻ってきました、エッセン中央駅です。
ちょっと曇っていますね。この時点で15時か16時くらいですかね。
さて。ここからケルンへ移動したわけですが、DBを使いました。
ドイツの電車は、けっこういろんな割引があって、覚えるのが大変です。なので、覚えるのではなく、最適解を教えて貰った方が断然に早いです。まずは一直線に窓口に行って、最初に「英語は大丈夫か?」と確認して、OKであれば「これからケルン大聖堂を見て、また戻ってきたいんだが、良いチケットを教えてくれ」と言います。すると「48ユーロ払え」と言われるので払う、そしたら乗るべき電車をプリントした紙を貰える、以上です。
3人だったので、1人あたま16ユーロ、片道8ユーロってことですかね?
と言う感じで、二等車に乗り込みます。
最初は混み合っていましたが、デュッセルドルフで大勢降りたので、座ることができました。
座ってからは、ぼんやり外の風景を眺めていました。なんとなくアグリコラっぽいですね。
途中、National Expressが並走しました。
別に電車好きではありませんが、ドイツの電車は格好いいですよね。
さあ、到着しました。ケルン中央駅です!
ホーム内は観光客でごった返しですね。スリに注意という張り紙がいたるところにあったので、警戒しつつ撮影。
乗ってきたDBが走り去るところも撮りました。
これも無骨ながら迫力があって、格好いい車体ですね。
ケルン中央駅を出ると、目と鼻の先にケルン大聖堂がデデドン! と建っています。
ものすごい迫力です。
カメラに収めるのに苦労するサイズです。下の方にいる人間のサイズを見ると、いかに建物が大きいかが分かるかと思います。
近寄ってみました。
補修修理をしていたみたいですが、それでも鋭角的なデザインが分かります。
大聖堂の足元にはお土産物屋さんもあるのですが、これで大聖堂を撮影せよと言わんばかりにカメラもいっぱいあります。デジタル一眼レフは、さすがにそれなりの価格でしたが、フィルムカメラはけっこう安くて、手が伸びそうになりました。撮りませんでしたが、この隣に二眼レフも置いてあって、かなり心惹かれました。
外壁を眺めていたら、ガーゴイル的なるものを発見しました。
こちらは大聖堂への入り口。観光客がひっきりなしに出入りしています。
入る前から、若干の嫌な予感があったのですが、なんと補修修理中ということで、立ち入り可能なエリアが、おそろしく制限されていました。
体感で言うと、90%が立ち入り不可です。
何ということでしょう。せっかく楽しみにしていたのに、外観くらいしか楽しめません。今回、初めてケルン大聖堂に来た同行者に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいです。でも、まあ、古い建物だから仕方ないですよね……。
限られた10%ほどのエリアを見て回ります。
こちらはステンドグラス。
ほんとうは、こういうのが、めっちゃいっぱいあって、1時間でも2時間でも楽しめるはずなんですけどね。
入り口側から見上げたところ、圧巻です。
大聖堂を楽しんだ後は、近くのボードゲームショップに行こうと歩き始めます。
街中には観光客向けでしょうが、電車っぽいバス? が走っていました。
こちらは大通り。
この写真だけ見ると、日本と、そう変わりないですね。ぼんやり見ていたら、気が付きました。
これ!
ロトの紋章っぽくないですか??
こちらの写真は途中で見つけた謎の石像。なんですかね、このやる気のない感じは。笑えます。
やってきました、Brave New Worldです。
ケルンには他にSpielbrett KolnとHive world Kolnという素敵なお店もありますが、すべてを網羅するには時間が遅かったのと、秋山以外の同行者は、ボードゲームガチ勢と言うわけではなかったので、まあ、ひとつ見れば良いかなあ、と。
こちらは店内の様子。ABC順に大箱が並んでいます。
昨年はシュピール前に見たので「安い! 安い!」とテンションが上がりましたが、シュピールの価格を確認してから、こちらに来るといかにも高く感じるふしぎです。それでも、日本市場とは比較にならないほど安いですが。
別のアングルからも撮りました。
掘り出し物がないか、ひとつひとつチェックしていくと、けっこうな時間が奪われます。
『イノベーション』が、けっこうがっつりと置いてありました。
値段も安かったので買おうかどうか最後まで悩んだのですが、日本語化に死ぬほど手間が掛かりますし、その手間を掛けたところで、遊んでくれるひとが、ほとんどいないのではないか。そう考えたら、ちょっと手が出ませんでした。
地下の大箱に対し、2階は小箱があります。手前には『マンチキン』がいっぱい。海外の方は『マンチキン』大好きですよねえ。
また違うアングルから。奥の方はウォーゲームだったかな。
ボードゲームショップを楽しんで、夜の大聖堂を見るために中央駅まで戻ります。
写真は途中の土産物屋で見つけた踊る人形。フラダンスしたり、手を振ったり。
有名なレストラン、フリューにも来ました。
元気があったらここで食事と言うのも考えていたのですが、ここで飲んだくれた結果、エッセンに戻る気力を失っても仕方ないので、お店の写真だけ撮って、そっと退散します。
ちょっと暗いですが、お土産物屋の香水コーナー。
ケルンの名物は香水なのですが、実はオーデコロンのコロンはケルンのこと、ここが発祥の地なのですね。液体は取り扱いが大変なので買いませんでしたが。
戻ってきました、夜のケルン中央駅です。
そして、ライトアップされた大聖堂。
非常に荘厳です。
ガーゴイルもインパクトありますね。
ケルン観光を楽しんでエッセンへ戻るための車両の中。
階段に腰掛けて、コンビニで買ったケルンの地ビール(ケルシュ)を飲みます。いえーい。
エッセン中央駅に戻ってきて向かったのは、Pfefferkorn Essen。昨年も、ここで2回ほど食事しましたが、今年もいずれかのタイミングで立ち寄りたいなと思っていたのです。
まずはビール。ぐびぐび行けます。
頼んだのはゴルゴンゾーラチーズソースのステーキ。
どうして日本で食べられないのか理解不能なまでに美味しいです。
食後のデザート、ベリー祭り。
この日がエッセンで過ごす最後の夜だったので、スーツケースに入れていたダンボール箱を再構築します。奥のリンゴ箱は、名古屋に住んでいたときに近くの西友で仕入れたもの、手前の桃箱は、一部のボードゲーマーにはよく知られている山梨産の桃を買ったときのもの。
荷造りにあたり、少しでも重量と体積を減らすためにタイルを抜いたり、圧縮をしていきます。
写真は12ユーロ(1600円)と安かったので買った『NMBR9(ナンバーナイン)』。写真を見ても分かると思いますが、言語依存が皆無のゲームは買いやすいですね。
終わりに
いよいよ旅行記も次回が最終回です。お楽しみに。
*1:なんだか口の中が、パサパサするのが好みでありません。