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ツルをより多く長く繋げろ『唐草』を遊びました

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 AkirakunSTさんのゲームマーケット2017神戸の新作『唐草』を遊びました。
 同サークルの『市松』と同じように、ポケットサイズの小さな容器に、メガネ拭きにもなるマットと、何枚かのチップだけがコンポーネントと、圧縮を追求しています。
 2人用のアブストラクトゲームで、目的は自分の側から伸びているツルを、相手より多くすることが目的です。
 各チップには、3方に伸びているツルの他、2方にしか伸びていないツル、左右いずれかにしか伸びていないツルと、微妙な差異があります。ツルを繋げるときは、チップの根本と継ぎ目が繋がっている必要があり、これが分断されてしまっていると繋がっていないと見なされます。


 また、各チップには強弱もあり、前述のルールを守っており、かつ既に配置されているチップより強いチップであれば、相手のチップの上に重ねて配置することが可能です。
 こうして、上手いこと相手のツルを分断させながら、自分のツルを、より長く伸ばしていくのがポイントです。


 このように説明すると面白い感じなのですが、実際のプレイ感としては、やや煩雑でした。
 と言うのも、見た目に寄せすぎているのか、どこに継ぎ目があるのか、パッと見で分からないのと、照明が暗いと自分のチップと相手のチップの色を間違えやすいのです。
 ただ、ここらへんは印刷してみないと分からないところでもあるので、ちょっともったいない感がありますね。
『市松』同様に、ポケットに忍ばせておいて、いつでもパッと取り出せて遊ぶことができる、という点では、非常に優れています。

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『市松』の感想は、こちら。
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