ぷろぼのプラスさんのゲームマーケット2018大阪の新作『月の塔 Tower to the Moon』の感想です。
元々はペンとサイコロさんから、ゲームマーケット2017神戸の新作としてリリースされた様子で、数量限定だった作品をリデザインされた様子です。
これは、激烈に面白かったです。
ルールはシンプル、表面に塔のイラストが描かれたタイルを、裏向きにしてよく混ぜたら、後は数字の小さい順にめくっていくだけです。
各タイルの裏面には、点が2つ刻まれているのですが、実はこの距離がタイルごとに分かれています。
点が近ければ近いほど数字が小さく、離れていれば離れているほど数字が大きいことを意味します。
で、これの距離が絶妙なんですよねえ。
最初のうちは、ぜんぜん楽勝なんです。
まあ、最初はこれでしょう。明らかにいちばん近い
次はこれかな。うん、やっぱりね
うーん。こっちの方が近いかな
こんな感じで、わりかしさくさく進んでいくわけですが、中盤を過ぎたくらいから、
さっ……ぱり分からん! こっちの方が近い気もするし、こっちも近い。これは、どう見ても離れている。これも遠い。でも、このふたつは……うーん
悩むことしきり、意を決してめくってみたら失敗……だったりします。
そして、
くやしー! もう1回!!
となり、ついつい連続してプレイします。
こうして4回目か5回目くらいでしょうか。充分に時間を掛けた結果、なんとか成功することができました。
でも、3分以内にはできなかったよ
3分は難しいよ
次こそ! と覚悟を決めたときほど失敗する気がする
ルール説明は瞬間で終わりますし、1回のプレイもさくさくです。
そして、それ故に何度もプレイしたい気持ちが湧き上がり、クリアできるまで再挑戦し続けたい気分になります。広くオススメできる傑作です。ちょー面白いですよ!