2018年6月21日より全国のアジトオブスクラップで始まった、SCRAPオリジナルのルーム型リアル脱出ゲーム『ときどき監視員が見回りに来る部屋からの脱出』を遊んできました。写真は下北沢アジトの受付に置いてあった、監視員なえにぐまくんです。
タイトルの通り、ときどき監視員が見回りに来る部屋でした。ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
あなたは目覚めると見知らぬ部屋に閉じ込められていた。
周りには何人か同じ状況の人たちがいるようだ。
状況を飲み込めないでいると、
ガチャリと音を立てて部屋の扉が開いた。
入ってきたのは大柄で威圧的な覆面の人物だった。
「目を覚ましたようだな......。
残念ながら、お前らをこの部屋から出すわけにはいかない。
俺は10分に一度、この部屋に異変がないか見回りに来る。
だから、俺がいない間、絶対に怪しいマネをするんじゃないぞ!
いいか絶対だぞ!!」
覆面の人物はそう言い残し、部屋から出て行った。
ここから無事に脱出するためには、
あいつにバレないように部屋を探索し、
見回りに来る前には痕跡を完璧に消さなければならない!
あなたは謎や暗号を解き明かし、
http://realdgame.jp/event/tokidokikanshiin.html
ときどき監視員が見回りに来る部屋から
脱出することができるだろうか?
脱出率(秋山が参加した頃)
参加チーム:79組
成功チーム:19組(脱出率:24%)
感想
新作は開始直後に遊ぶのがジャスティス!
という主義でしたが、6月から7月にかけて何かと忙しく、後回しになってしまいました。
と言うわけで、ようやく遊ぶことができました。
ときどき監視員が見回りに来る部屋です。2人組と3人組がバランスよく揃った10人チームでした。全員、プレイ回数は10回以上とのことで、メンバーには恵まれました。
「先に言っておくと、探索要素が強めです。『謎の部屋からの脱出』を遊ばれた方は、いらっしゃいますか」
(全員、無言で挙手)
「私から言うことは、もうありません」
こういうこともあるものですね。
力強いです。
ゲームが始まってからは、特に意識合わせをするでもなく、全員が全員、理想的な動きを取っていたように思います。確かに探索には手こずりましたが、わりとさくさく行けましたし、メタ解きを許容するメンバーでもあったので、けっこう力技で突破する場面もありました。
秋山も探索、謎解き、チームワークと、そこそこに貢献できたように思います。
途中まではトップスピードだったらしいです。
確かに振り返ってみると、レコードを叩き出すことも不可能ではなさそうです。
しかし、残念ながら、ある一点に致命的に詰まってしまい、18分もロスしてしまいました。正直、諦め感あったので、気づいてくださった方には感謝しかありません。
そして、そこから先は、音速で謎を解いていって、なんとか58分56秒で脱出成功。ギリもギリでした。無事に脱出できて良かったです。
全体的な感想としては、正統派ルーム型、でしょうか。
ストーリーらしきストーリーはありませんでしたが、ストーリーはホール型で体感できれば良いので、ルーム型では、密室感と脱出感があれば、それで良いかな、と。
工程数が多く、ある程度のチームワーク、結束力が求められますが、慣れていない方が多ければ、スタッフがそれなりに手を差し伸べるでしょうし、広くオススメできる良い脱出であるように感じました。
こういう、高品質のオリジナル作品があると勧めやすくて良いですね。ふつうにオススメです。
探索が多かった。って言うか、謎という謎は、なかった気がする
まあ、そうね。どちらかと言うと、発想かもしれないね。どうすれば、この状況を打破できるのか、みたいな
ふつうだったよ
そうね、オーソドックスだった。でも、アジト型は、これくらいでいいんだよ
『時空研究所からの脱出』みたいにストーリーがある方が好きかなあ
分かる。あれはあれで好き
終わりに
終了後、グッズコーナーを覗いていたらオリジナルのメジャーを販売していました。ときどき測りたくなるメジャー……こういう発想、好きです。
下北沢アジトを出た後、もう少し謎を解きたい気分だったので、東京ミステリーサーカスに足を伸ばそうかどうしようか考えているうちにコッペパン専門店を見つけました。
パフェと一体化したコッパフェなるものを食べました。もしかしたら、ドーナツでない揚げパンを食べるのは、生まれて初めてかもしれません。
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他にも、リアル謎解きゲームの感想を書いています。こちらは、今日現在、遊べるものだけをまとめたもの。是非、どうぞ。