2018年7月26日から東京ミステリーサーカスで始まった、細田守監督『未来のミライ』とコラボした周遊型のリアル脱出ゲーム『ミライからの手紙』を遊びました。
ネタバレには配慮していますが、気になる方は回れ右推奨です。
ストーリー
「謎を解いて、お兄ちゃんをさがすのを手伝って!」
突然あなたに届いた一通の手紙。
差出人はなんと、未来からやってきた妹“ミライちゃん”だった!
手紙には兄である、甘えん坊の男の子くんちゃんが街で姿を消したと書かれていた。
残された手がかりは、謎めいた折り紙やお絵かき帳。
くんちゃんはどこへ行ったのか?
姿を消した理由とは?
時をこえる、不思議な「きょうだい」とあなたの冒険がはじまる。
https://mysterycircus.jp/events/1860
ミライちゃんと一緒に街を歩いて謎を解き、くんちゃんをさがし出そう!
感想
映画『未来のミライ』を観たので、その記憶が薄れないうちに東京ミステリーサーカスへ足を運び、遊ぶことにしました。
受付でミライちゃんからの手紙を受け取って、くんちゃんが残したという設定の謎を解き始めます。おいおい、4歳児なのに謎が作れるとかすごいなおい、と呟きながら。
勝手に、東京ミステリーサーカスの中で完結するものと思っていましたが、わりと早い段階で外に出ることになって驚きました。
しかし、よく見ると書いてありました。
②手紙に書かれた謎を解き明かそう!
https://mysterycircus.jp/events/1860
ときには、新宿の街を歩き回ったり、建物の中に入ることが必要になるかも!?
ちゃんと読みなさいという話ですね。
個人的には、予想していなかった場所にチェックポイントがあったりして驚きましたが、無人のチェックポイントを作ってしまうのは、良くないかもしれませんね。
ちょうど夏休み時期だったからでしょうか、母親2名とお子さん3名が、チェックポイントの目の前に座り込んで謎に夢中になっておられました。子どもが怪我しそうな場所にいたので「余計なお世話かもしれませんけれど、ここに座り込むと危ないですよ。向こうに開けたスペースありましたよ」と声を掛けてみましたが「大丈夫です」と言われて、まあ、そんなものか、と。
子どもが怪我しないことを祈るばかりです。
ただ、子どもの前向きな姿勢自体には感心しました。
と言うのも、謎の難易度が、けっこう、それなりだったのです。公式には、所要時間目安が90分~120分と記載があり、今回、秋山は60分でクリアしましたが、慣れていない方だと2時間以上かかってもおかしくないのではと感じました。
それなりに、歯ごたえがあり、また解く快感が得られるレベル謎だったので、途中で飽きることなく取り組んでいた子どもが、よく頑張っているな、と。
後は、単純にストーリーが良かったです。
SCRAPの独自解釈だと思うのですが、映画本編では語られなかった設定があったり、謎解きを経てくんちゃんが成長したり、遊んでいてグッと来る、良い話でした。
映画より良かったよね
ぼくが言わなかったことを、ずばり言ったね
くんちゃんがお兄ちゃんしてたよ。自分の【ネタバレ】を【ネタバレ】してまで【ネタバレ】したところが良かったよ。映画にも、こういうシーンがあった方が良かったよね
分かる。まあ、映画に対しては思うところがないでもない
『未来のミライ』は謎解きで完結したよ、謎解きあっての映画だよ
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