雲上ブログ〜謎ときどきボドゲ〜

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数字のない『ノノ トランプ』で7並べを遊んでみた

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 皆様、ご存知のトランプ。1から10までの数字とJ、Q、Kの絵柄がプリントされており、その強さは明確ですね。でも、もし数字が書かれておらず「ちょっと」だとか「やや」だとか「少し」みたいな言葉で表現されていたら、どうでしょうか?
 そんなトランプである『NONO Playing Cards - ノノ トランプ』を使って7並べを遊んでみました。

『ノノ トランプ』の初出

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 手がけられたのはXaquinelさん。
 2018年5月29日から6月3日にかけて開催された『これはゲームなのか?展』にて展示された作品のひとつです。会場でも手にとってみて、トランプコレクターとして非常に心惹かれたのですが、その後、ゲームマーケットの会場で再会することができ、無事に購入することができました。
 ちなみに『これはゲームなのか?展』の感想も書いていますので、よろしければ、こちらも。

遊んでみる

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 この奇っ怪なカードを使って遊ぶのに、果たしてどのようなゲームがふさわしいのだろうか? まず、そこから始まりました。
 2人で遊ぶカードゲームと言えば、秋山家における定番中の定番は『クリベッジ』です。でも、けっこう数字に対してけっこう厳格なゲームなので、この統一見解の得られないこのカードで遊ぶと、言ったもの勝ちになりそうで、今ひとつ面白味を見いだせられない気がしました。
『スピード』は悪くないなとも思ったのですが、ともすれば咄嗟にカードを出し合うなかで、相手の解釈や判断を冷静に吟味できず、これも出したもの勝ちになりそうな気がして却下。
 最終的に決めたのは『7並べ』です。これなら公開情報が多く、のんびり落ち着いて遊べそうです
 で、早速、カードを配ったのですが、さすがに2人で遊ぶと手札がすごいことになりますね。持ちきれません。

遊び始める

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「なんとなく『まあまあ』が7に相当するのではないか?」と考え、1枚目にプレイします。そして、この時点で「まあまあ」が7に相当することにすると共通見解を得ます。
 そこに、ぺこらさんが「多少」を出してきたことで、「多少」が6になりました。
 プレイ感としては『量子人狼』や『量子将棋』などに近いですね。最初は確定していないけれど、場に出すことで確定し、以後は、そのルールに従わなければならないという。


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 黙々とプレイしていって、最終的には写真の通りになりました。
 結果的に「まあまあ」は、全体で見ると下の方だったので「そこそこ」を7とした方がバランス的には良かったかもしれません。

終わりに

 想像していた方向とは異なりましたが、面白かったです。
 今回は、回避してしまいましたが『スピード』も楽しく遊べそうですね。後、多人数ならば『大貧民』や『ベリシネベリシ』も悪くなさそうです。
 ただ、最初に「一度、プレイしたら、その強さで確定する」のか「プレイの度に、強さを判断する」のかだけは合意を取っておいた方が良さそうです。


各カードの正解が知りたいよね

いや、多分、ないんじゃないかなあ。正解は、君が決めるんだ的な

「ほとんど」はあっきーと意見が分かれたよね。私は、最初「ほとんどを占める」と思ったから、すごい多い数だと思ったよ

ぼくは「ほとんどない」だと思ったから、逆に少ない数だと思ったよ。でも、ふつうに「ほとんど」とだけ言えば、多分、多い方が正しいだろうね