米光と優秀なゲームデザイナーズさんのゲームマーケット2018秋の新作『はっけよいとネコ』を遊びました。
『はっけよいゲーム』をデザイナの米光一成氏自身がリデザインした作品です。
元となった『はっけよいゲーム』は、のこったのこったという掛け声が面白いゲームです。
デザイン的には、ある種の洗面器ゲームと言うか、長く息が続くのを競うだけみたいな感じなのですが、その苦しさに相撲というテーマを与えたのが秀逸です。「のこった、のこったぁ!」という掛け声が楽しく、なんならもう「のこったのこった」言いたいから遊びたいみたいな中毒性まであります。
とは言え、上記の感想にも書きましたが、ちょっとゲームバランスに難があり、特に多人数だとゲームが成立する前に流れてしまうことがあり「面白いのに、実質2人専用ゲームみたいで、もったいない」という感じでした。
まあ、相撲は2人の力士が戦うゲームなので、現実味があるという捉え方もありますが……。
閑話休題『はっけよいとネコ』は、そんな『はっけよいゲーム』のディベロップメントを進めながら、新たにネコカードを加えたリデザイン作品です。
元の作品とはカード構成を変えているらしく、実際にプレイしたときは、遊んでいて違和感がない具合になっていたので、かなり念入りに調整したものと見受けられます。
ネコカードも2枚しか含まれないのですが、いい味付けになっていて、素晴らしいです。
のこったのこったぁ! と言い合っているさなかに、いきなり「にゃー!」が飛び込んできたら、それはいったん仕切り直しになるのも分かります。
今から遊ぶ予定の方は、絶対に『はっけよいとネコ』の方がオススメですし、『はっけよいゲーム』が気に入っていた方は、バランス調整された『はっけよいとネコ』を買うべきですし、平たく言うと広くオススメです。
声を出しながら盛り上がれる楽しいゲームです。
休場になりづらくなって良かったね
そう、そこのバランス調整は、とても良かった
全カードに、少しだけネコが描かれていて可愛かったよ
え? ネコカード以外にネコは描かれて……あっ! 描かれてる!! しかも、けっこう、かわいい~、なんで気づかなかったんだろう! かわいいなあ
いいよね。『はっけよいゲーム』より好き